この記事を初めて読んで下さる方へ
前回の記事で、会社からマスクを支給されたJ君の
気持ちを書きましたが、今回はマスクを支給された後の
J君の行動を書いていきます。
ブロサーの方々が予想された通りです～（笑）
何となく、気が引ける感じで支給されたマスクを
受け取ったJ君。
隣の仲良しのおじーちゃんは、再雇用なので
支給が無く、マスクも予備が無いため
洗って再利用しています。
これ、良かったら使ってください！
おじいちゃん
「いや、これは社長から社員に配られたものやから
お前のものや、気を遣わんでええでー」
僕は、家にまだ買い置きがあるんで
大丈夫です。
おじいちゃん
「気持ちは嬉しいけど、もらえんわ・・」
なんで？これは僕がもらったマスクです。
僕は、本当に困ってる人に使ってもらいたいです。
僕のマスクを僕がどう使っても、自由でしょ？
J君は、今本当にマスクが無くて困ってる人に使ってもらいたい！
おじいちゃんに、熱弁！
洗って、再利用しているヨレヨレのマスクを見ると
心が痛いようです。
「おじいちゃん」は、戸惑いながらも
J君に押し切られ、受け取ってくれました。
おじいちゃん
「ほんまに、いいんか？」
はい！使ってください！
おじいちゃんは、近くのパートさんにも話、
２人でJ君からのマスクを分ける事にしたようです。
家に帰って来たJ君は？
●世の中、マスクが無くて、うちには買い置きが
あるとは言えやっぱり、
持って帰って来るべきやった？
●いくら正社員やからって、おれよりもずーっと長く
働いてる人「おじいちゃん」やパートの人には
支給されないって、悲しすぎる。
●今は、本当にマスクの無い人が優先されるべきやと
オレは思うけど、間違ってる？
Jの思いや、行動は正しいって、オカンは思う。
ただ、社長も限りある中での支給やから
社員のみって言う事やったんだと思うで。
それだけ「社員」って言うのは
強い立場やってことやで？
それは良く、分かっといてな？
このマスクの話は、しなければYさんには分からない事なのに
全て話をするJ君の素直な所や、真っすぐで優しい気持ちに
心が、温かくなります。
そして、翌日、ヨレヨレではない新しいマスクを
着けていた、仲良しのおじいちゃんの姿を見て
J君もとっても嬉しい気分になったようです。
そして、お昼休み。
いつもの様に休憩室に行くと、おじいちゃんが
「J君～ジュースどれがいい？」
マスクの御礼って事で、ジュースを買ってもらって
大満足のJ君。
家に帰って来ても
今日な～、おじいちゃんがマスクの御礼って
ジュース買ってくれてん！人に買ってもらう
ジュースって、なんか特別においしいな～（笑）
嬉しそうに話す息子を見て、１９歳だけど
まだまだ、かわいい～って思います。
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