発達障害の社会人1年生 佐川の日は大変!独自のルール!

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

J君の会社では、色んな業者のトラックが出入りしています。

出荷スケジュールに沿って、各エリアから1Fの

出荷エリアに商品を降ろすのですが、

時にはギリギリだったり、少し待ってもらったりする事もあります。

出来るだけトラックを待たせない様にする為のルールがあります。

基本ルール

●午前(朝)出しの商品→前日の夕方には降ろす。
●お昼出しの商品→その日の朝1番に降ろす。
●3時出しの商品→その日のお昼前後に降ろす。

当たり前の様に感じるルールなのですが・・

納期が待っていたり、多量だったりすると

ギリギリまで機械を回し、商品を作成し

作成したものを梱包&ラベル貼りをしてから降ろすため

半分ぐらいは降ろしてあって、残り半分がギリギリだったり

少し遅れてしまったりしています。

これもよくある事なので、ほとんどのトラックは

待ってくれます。

しかし、佐川さんだけは時間通り!なので

佐川引き取りがある日は、エリア内もバタバタしています。

いつもは、エリア部長が全体に声をかけます。

エリア部長

「今日は、佐川がある日やから、しっかり時間内に

降ろす様にな!」

エレベーターが混雑している時は

佐川が優先!

それぞれの担当社員が、エレベーター近くで

「佐川担当はおる?」と確認しています。

それでも、出荷量が多く、人手が足りず追いつかない時は

指定時間までに取りあえず、出来上がっている7~8割分を

先に降ろし、残りの2~3割はトラックに運んでいる間に

何とか、梱包ラベルまでを完了させて降ろすのですが

佐川さん

「これで全部ですか?」

社員

「後、1回次のエレベーターで来ます」

エレベーター待ちとアピールしながら

佐川ドライバーさんと、たわいのない会話をし、

時間をつなぎをしているようです。

そんなある日、エリア部長が担当している商品を

佐川さんで出す事がありました。

社員は、佐川の日はしっかりチェックしているので

勿論、知っています。

この日はJ君の機械分は少なかった為、

エリア部長の商品の梱包を手伝っていました。

とに角、量が多いため、このままで時間大丈夫?と

少々心配なJ君。

とは言え、エリア部長が担当なので、きっと間に合うのかな?

位に思っていたようです。

8割ほどの商品はすでに降ろし済。

残り2割は?

まだ、部長が機械を回し続けています。

商品が出来上がらないと、梱包出来ない為、

J君もソワソワしながらスタンバイしていました。

ふと窓を見ると?

社会人J君
社会人J君

部長、佐川トラック来ましたよ・・・

エリア部長

「え?もう来たんかー!ま、いけるやろー(笑)」

社会人J君
社会人J君

でも、まだ梱包終わってないですけど・・

エリア部長

「梱包と言うか、まだ機械も回し終わってないで!

誰か下行ってきて~~」

出ました!いつもの「時間つなぎ」

J君は少しでも早く!とあせっているようですが

エリア部長

「大丈夫や~~ 待たしといたらいいねん」

余裕な感じです。

これも、経験の差?

「佐川ルール」はあるものの

佐川さんにしても、いつもの事なので

よほどの事が無い限りは、少しなら待ってくれています。

ただ、他のトラックとは少し違う為

時々(本当に時々らしいです)

佐川ドライバーさん

「まだかかりそうなら、又後で取りに来ます」

こうなると、他を回ってから戻って来るので

今度は、こっちが待つことになります。

なるべくそうならない様に、社員みんなが

「佐川の日」は気を付けているようです。

「あ~、今日佐川あるんか~~」

「今日の佐川は大丈夫?」

「ほんま、佐川の日は大変や~(笑)」

こんな声が、エリア中で飛び交っているようです。

 

会社によって色んなルールがあって

面白いですね

次のUPでは、朝礼のスピーチをする

J君の様子を書いていきたいと思います。

上手くスピーチ出来れば良いんですがね~(笑)

 

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