この記事を初めて読んで下さる方へ
家族でドライブをしている時
小さい頃のJ君の思いで話となりました。
それぞれ、印象深い出来事がある様で
まずは、おばーちゃん編
J君は、3歳頃から小学校の3、4年生ぐらいまで
とに角、ウルトラマンが大好きで、特に「怪獣」には
目が無く、100体以上のフィギアを持っていました。
J君が小学校2年生の頃、学校から帰るとすぐに
フィギアの入っているBOXをひっくり返し、
1体ずつ綺麗に並べていました。
暫くすると・・・
ばーちゃん、今日、これ触った?
触ってないで~。掃除する時に
BOXは移動させたけど・・・
暫く、他のおもちゃ入れもチェックしたりしていたJ君。
段々と、イライラモードになりながら、独り言のように・・
なんでないねん・・・
1番好きなヤツやのにー。
絶対、ばーちゃんがなくしたんや・・・
どうやら、1番お気に入りの怪獣のフィギアが
見当たらない様子。
ばーちゃんは、触って無いで・・・
ちゃんと、ここ(BOX)に入れたんやから。
ばーちゃんが、捨てたんやーー!!
どこを探しても見つからないので、
イライラモード⇒怒りモード⇒とうとう泣き出す!⇒大暴れ!
部屋中に、全てのおもちゃを投げ飛ばし
ここにもない!
もう、遊べない!
ばーちゃんの、せいやーーー
大泣きしながら、暴れるJ君に手が付けられず・・
買いに行こう!
近くのおもちゃ屋さんまで行って、新しいものを
買う事になりました。
仕事から帰って来たYさんは、話を聞き、お気に入りの
フィギアがどこにあるのか?探ってみる事に!
Jちゃん!最後にそのフィギアで遊んだのはいつ?
えーっと、昨日友達と遊んだー
どこの部屋で?
う~ん・・・あっ!ばーちゃんが寝てる部屋の
押し入れの中や。基地にして遊んだ~
落ち着いて、具体的にJ君に思い出させるように
聞いて行けば、時間はかかっても、必ず答えに
たどり着けます。
じゃ~、押し入れ探してみる?
うん!
おばーちゃんの部屋の押し入れの、
布団と布団の間から、発見!
あった~~!!これで大好きな怪獣が
2つになった~~
おばーちゃんに買ってもらったフィギアと
見つけたフィギアで2つになって、大喜びのJ君。
テンションが上がってる間に、次の行動!
じゃ、散らかってるおもちゃ達を
一緒に片付けようか?
大暴れの末に、おもちゃが散乱している部屋を
YさんとJ君で、お片付けします。
決して怒らす!冷静に!
そして、可能な限り思い出させる
小学校低学年の頃のJ君に対する
Yさんの接し方です。
Yみたいに、冷静にはできんわ・・
暴れるJちゃんに、手が付けられん・・
「見つけ出す」より、「買った方が早い」
そう思ってしまうわ
ばーちゃんは、仕方無いと思うでー
私は、Jの親やからな!(笑)
おばーちゃんにとって、このウルトラマンの件は
とっても印象に残っている事の1つなんだそうです。
現在、20歳になったJ君は?
あ~、覚えてるわー(笑)
昨日まであって、学校から帰ったら無くなってるから
家におったばーちゃんが、捨てたと思ってたんやろな~(笑)
まぁ、おかげでフィギアが2つになって
オレ的には、ラッキーやったな!
でも、オカンが見つけ出すのは、マジ神!
やっぱ、オレのオカンやなー
小さい頃、面倒見てたのは、ばーちゃんやでー
そうやけど、やっぱりオカンはすごいわ!
何とも、悔しそうなおばーちゃんと、嬉しそうなYさん。
100体以上あった、フィギアの行方は?
中学生になった頃、従弟の次男君と、三男君に
ほぼあげたそうです。
服もおもちゃも、しっかりとリサイクルです!
ADHDなど発達障害の特徴を持つお子さんは
時に、「怒り」をコントロールできず、爆発してしまいます。
相手のことを傷つけても、自分が悪いことをしたとは思わずに、
叱られても逆に「キレる」ことがあります。
衝動的に言いたいことやりたいことをし続ける傾向にあり、
思うようにならないときに「怒る」のは、自然なこと。
最初はこの事実を周りが、受け入れる必要があります。
お子さんの話をじっくりと聞いて気持ちが理解できたら、
コミュニケーションを取り、Yさんの様にじっくり
話を聞いてあげたり、決して怒らない対処法は素晴らしいです。
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