J君とママの奮闘記 番外編 思い出話 おばーちゃん編

番外編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

家族でドライブをしている時

小さい頃のJ君の思いで話となりました。

それぞれ、印象深い出来事がある様で

まずは、おばーちゃん編

J君は、3歳頃から小学校の3、4年生ぐらいまで

とに角、ウルトラマンが大好きで、特に「怪獣」には

目が無く、100体以上のフィギアを持っていました。

J君が小学校2年生の頃、学校から帰るとすぐに

フィギアの入っているBOXをひっくり返し、

1体ずつ綺麗に並べていました。

暫くすると・・・

J君
J君

ばーちゃん、今日、これ触った?

おばあちゃん
おばあちゃん

触ってないで~。掃除する時に

BOXは移動させたけど・・・

暫く、他のおもちゃ入れもチェックしたりしていたJ君。

段々と、イライラモードになりながら、独り言のように・・

J君
J君

なんでないねん・・・

1番好きなヤツやのにー。

絶対、ばーちゃんがなくしたんや・・・

どうやら、1番お気に入りの怪獣のフィギアが

見当たらない様子。

おばあちゃん
おばあちゃん

ばーちゃんは、触って無いで・・・

J君
J君

ちゃんと、ここ(BOX)に入れたんやから。

ばーちゃんが、捨てたんやーー!!

どこを探しても見つからないので、

イライラモード⇒怒りモード⇒とうとう泣き出す!⇒大暴れ!

部屋中に、全てのおもちゃを投げ飛ばし

J君
J君

ここにもない!

もう、遊べない!

ばーちゃんの、せいやーーー

大泣きしながら、暴れるJ君に手が付けられず・・

おばあちゃん
おばあちゃん

買いに行こう!

近くのおもちゃ屋さんまで行って、新しいものを

買う事になりました。

仕事から帰って来たYさんは、話を聞き、お気に入りの

フィギアがどこにあるのか?探ってみる事に!

Yさん
Yさん

Jちゃん!最後にそのフィギアで遊んだのはいつ?

J君
J君

えーっと、昨日友達と遊んだー

Yさん
Yさん

どこの部屋で?

J君
J君

う~ん・・・あっ!ばーちゃんが寝てる部屋の

押し入れの中や。基地にして遊んだ~

落ち着いて、具体的にJ君に思い出させるように

聞いて行けば、時間はかかっても、必ず答えに

たどり着けます。

Yさん
Yさん

じゃ~、押し入れ探してみる?

J君
J君

うん!

おばーちゃんの部屋の押し入れの、

布団と布団の間から、発見!

J君
J君

あった~~!!これで大好きな怪獣が

2つになった~~

おばーちゃんに買ってもらったフィギアと

見つけたフィギアで2つになって、大喜びのJ君。

テンションが上がってる間に、次の行動!

Yさん
Yさん

じゃ、散らかってるおもちゃ達を

一緒に片付けようか?

大暴れの末に、おもちゃが散乱している部屋を

YさんとJ君で、お片付けします。

決して怒らす!冷静に!

そして、可能な限り思い出させる

小学校低学年の頃のJ君に対する

Yさんの接し方です。

おばあちゃん
おばあちゃん

Yみたいに、冷静にはできんわ・・

暴れるJちゃんに、手が付けられん・・

「見つけ出す」より、「買った方が早い」

そう思ってしまうわ

Yさん
Yさん

ばーちゃんは、仕方無いと思うでー

私は、Jの親やからな!(笑)

おばーちゃんにとって、このウルトラマンの件は

とっても印象に残っている事の1つなんだそうです。

現在、20歳になったJ君は?

 

社会人J君
社会人J君

あ~、覚えてるわー(笑)

昨日まであって、学校から帰ったら無くなってるから

家におったばーちゃんが、捨てたと思ってたんやろな~(笑)

まぁ、おかげでフィギアが2つになって

オレ的には、ラッキーやったな!

でも、オカンが見つけ出すのは、マジ神!

やっぱ、オレのオカンやなー

おばあちゃん
おばあちゃん

小さい頃、面倒見てたのは、ばーちゃんやでー

社会人J君
社会人J君

そうやけど、やっぱりオカンはすごいわ!

何とも、悔しそうなおばーちゃんと、嬉しそうなYさん。

100体以上あった、フィギアの行方は?

中学生になった頃、従弟の次男君と、三男君に

ほぼあげたそうです。

服もおもちゃも、しっかりとリサイクルです!

 

ADHDなど発達障害の特徴を持つお子さんは

時に、「怒り」をコントロールできず、爆発してしまいます。

相手のことを傷つけても、自分が悪いことをしたとは思わずに、

叱られても逆に「キレる」ことがあります。

衝動的に言いたいことやりたいことをし続ける傾向にあり、

思うようにならないときに「怒る」のは、自然なこと。

最初はこの事実を周りが、受け入れる必要があります。

お子さんの話をじっくりと聞いて気持ちが理解できたら、

コミュニケーションを取り、Yさんの様にじっくり

話を聞いてあげたり、決して怒らない対処法は素晴らしいです。

 

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