この記事を初めて読んで下さる方へ
小学生になったJ君、夏休みも終わって 2学期が始まります。
この時期は運動会の練習が始まります。
9月とゆってもまだまだ暑く、
校庭でも、体育館でも水筒を持参。
こまめにお茶を飲んで、水分補給と休憩をはさみながら、日々練習していました。
先生
「はい!休憩ですよー お茶のんでねー」
と言う声掛けをされていました。
子供たちも、それがパターン化されていき、
「はい!休憩ですよー」
この声がすると、お茶を飲むのが当たり前の
流れになって来た頃、何時もの様に先生のお声かけがあります
「はい!休憩ですよー」とだけお声がかかります。
(この時、たまたま、「お茶飲んでねー」を言われなかったそうです。)
たまたま、支援学級の先生も、この時間は他の学年のお子さんについていて
この場には、おられませんでした。
こういった状況の中で、事はおこります
J君以外の他の子は、いつも通りお茶を飲んでいましたが、J君は座ってるだけでした。
そして、体育の時間1度もお茶を飲まず・・・ちょうど体育が4時間目だったので、
教室に戻って給食!この時、のどの渇きに我慢できなかったJ君は、教室の後ろの
ロッカーあたりで、隠れる様にほんの少しだけ、水筒のお茶を飲んだそうです。
そして給食の時、牛乳と味噌汁を一気に飲んだそうです。
そのまま下校。
小学校と家のちょうど中間あたりに、公園があり
いつもJ君のおばあちゃんが、ペットボトル持参でお迎えに行かれてたそうです。
J君はおぼあちゃんの姿を見るなり、
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
おばあちゃん、お茶ちょうだい!
そう言うと、ペットボトルのお茶を一気に飲んだそうです。
おばあちゃんが、びっくりして水筒をチェックすると、ほぼ満タンで
お茶が残っていたので、J君に聞いたそうです。
![おばあちゃん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/11/bioremamagao_320-8.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![おばあちゃん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/11/bioremamagao_320-8.png?resize=92%2C92&ssl=1)
なんで、水筒のお茶を飲んでないの?今日体育やったやろ?
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
体育あったよ。
でも、今日は先生がお茶を飲んでいいって
言わなかったから・・
でも、暑くてずっと我慢してたけど、
どうしてものどが渇いて、教室の後ろで
少しだけ隠れて飲んでしまってん・・・
この事をYさんがおばあちゃんから聞いて、お仕事から帰ってすぐに
学校に連絡されたそうです。
担任も、支援学級の先生も驚かれた様子で、
J君は、一見、ほかの子と変わらない為、「注意が必要な子供」と言うことを
忘れてしまう様で、この話を聞かれた先生方が、改めて支援の在り方、
どこに注意するべきか、などを考え直されたそうです。
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
ほかの子は飲んでたのに、
なんでお茶を飲まなかったの?
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
みんなは、我慢出来んかっただけで、
僕だけが先生の言うことを聞いてん。
僕だけが守れたんやでー
体調に問題も無かったので、よかったですが、翌日は改めて担任の先生が
「毎日暑いです。運動会の練習もみんな頑張ってますね。
先生が、休憩ですよーと言ったらお茶を飲みましょう。
休憩じゃなくても、しんどくなったり、のどが乾いたらすぐに言ってね」
と説明されたそうです。
この日は支援学級の先生も一緒でした。
練習の途中で、何時もの様に「はい!休憩ですよー」との先生のお声がかかり、
皆が、それぞれお茶を飲んいます。そんな中J君は水筒を手にして、
少しキョロキョロ、皆飲んでるのかを確認しているような様子。
そこで、支援の先生が、「J君 飲んでいいんだよー」とお声掛け
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![J君](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/j.png?resize=92%2C92&ssl=1)
知ってるわー今、飲むところやー
安心したような顔になり、お茶を飲んでいたそうです。
この事でもわかるように、ほかの子が当たり前のように理解できることも
発達障害を持つお子さんには、本当に難しいようで、でも支援学級の先生の様に
ほんの少しの、一押しこれで安心できるんですね
「言葉通り」は本当に難しいです。
まだ、小学1年生なので、この言葉通りに
混乱することも少なくは無かったそうですが、
少しずつ経験する事で、臨機応変に対応できるようになって行くそうです。
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
ほかの子供より少し成長するのが、遅いだけ
その分かわいい期間が長い♪
![](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/03/l0ZUZgdZmV8ASFNhehMZ0ag6KgdUT3He.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/03/l0ZUZgdZmV8ASFNhehMZ0ag6KgdUT3He.png?resize=92%2C92&ssl=1)
ポジティブなYさんに感服です。
Yさんより、笑えるエピソードもお伺いしています。
又、アップしてたいと思います。
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