この記事を初めて読んで下さる方へ
思い出話の中で、おじーちゃん、おばーちゃん、ママと
3人それぞれの話を書いてきました。
J君の幼少期の日常生活の中で、大変な事が多かったのが
良く分かりました。
では、幼少期の子供によくある癇癪と、J君のパニックとはでは
どんな風に違うのか書いていきたいと思います。
発達障害の子のパニック状態とは?
不安や怒りなどなんらかの情動が抑えられなくなり、
癇癪(かんしゃく)や泣き出す、自傷行為、破壊行動などが生じるんです。
パニック時に見られる行動としては、
大声で叫ぶ・同じ言葉を繰り返す
こうなった時には、パニックを起こした原因をしっかり
受け止めてあげる事も重要です。
パニックになる原因や、拘りを理解してあげる事で
パニックになるのを回避できるんです。
それでも、パニックを起こしてしまった時はどう対処するのか?
鋭利なものや、ぶつかると危ないものなど、怪我につながらないように
する事が大事なんです。
そして、最も重要なのは「パニックが治まるまで待つ!」
※周囲が混乱することや慌てることで、余計な刺激となり、
パニックを増長させることがある為、本人が落ち着くまで
じっくりと待つことが大事なんです。
![](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/03/l0ZUZgdZmV8ASFNhehMZ0ag6KgdUT3He.png?resize=92%2C92&ssl=1)
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私の子育ての経験から言うと、子供がわがままで
泣きわめいていたら、こっちもブチ切れて、結構放置していたら、
すぐに、泣き止んだりしてたので、その事をYさんに聞いてみました。
もし、パニックになってる時に放置したらどうなるの?
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
もし、パニックの時に見守らず、放置していたら
子供は、見捨てられたと思う!
と病院の先生に言われたので
しっかり落ち着くまでただ、見守るのがベスト。
パニックが治まった後の対応は?
子供が落ち着いたら、まずは落ち着く事が出来た事を褒める。
そして、じっくり話を聞き、パニックとなった原因を探る事です。
J君の場合のパニック時は
全身でSOSを出している感じだったらしいです。
おじーちゃんとおばーちゃんは、J君が幼いころ、
パニックになると、どーしていいか分からず、
見ているのも辛くて、同じ部屋にいた場合は部屋から出て行き、
落ち着いたころ戻ってきて、J君を抱っこしたり、
何もなかったように接していました。
パニックに陥った後に、放心状態になり、暫くYさんに
抱き着いて、自分の世界に入ってしまう事もあったそうで
そんな時は、本当に切なくなると言っていました。
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
大丈夫!ママはわかってるよー
ずっとそばにいるよー
大好きだよー
こう伝え続けたそうです。
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
伝える事で、ママはちゃんとわかってくれると安心できるし
パニックの相手も理解者のママだけになる!
小さい体でパニックを起こし、放心状態になるのを見るたび
本当に愛おしく、私が守る!って強く思いました!
思い出話の中に出て来た「おもち」の話では
大体の家庭では「急に言われてもないでー」
「ないものはない!」と言ってしまえば、すねたり
泣いたりしていても、諦めます。
J君の場合は、「おもち」と言えば明日じゃなくて今!
躾として怒るのでは無く、1つ1つ状況を説明して
★こんな時は、次からはこうしてみよう!
怒っても何に対して怒られているのかが
分からないので、怒る事に意味は無いんです。
★いつもと違うこと(変化)
★イレギュラーなことへの対応
発達障害児の弱いところを、生活していく上で大事なことを、
根気よく経験させながら覚えさせていく事が大事。
J君が小学生高学年ごろからは、
おばあちゃん→ちょっと口で文句も言ってたー(J君も理解はできる年代なので)
おじーちゃん→J君が、落ち着いたころちょっと男同士で話そう!
みたいな感じで2人で話すことも増えました(父親代わり)
お友達と喧嘩した場合もそうです。
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
きっと、○○ちゃんも、同じぐらい腹立ってるよー
相手の気持ちもあるんだよーって事を
根気よく教えていたそうです。
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
幼少期はとにかく見守り、受け止め、抱きしめる!
小学生高学年ころからは基本は幼少期と同じだけど、
本気で真正面からいろんな意味で受け止め接してきました。
躾1つにしても、親がしっかりと子供を受け止め
根気よく理解させる事がどんなに大変な事か・・・
こんなに大変な子育てだけど、
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
![Yさん](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/10/mama.png?resize=92%2C92&ssl=1)
子育ては楽しかった~!
どんな時も、Jが愛おしい!
今も、可愛い!
![](https://i0.wp.com/dameusa.com/wp-content/uploads/2018/03/l0ZUZgdZmV8ASFNhehMZ0ag6KgdUT3He.png?resize=92%2C92&ssl=1)
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常に笑顔でそう答えるYさんに、頭の下がる思いです。
Yさんの子育ての忍耐は並大抵では無かったと
強く思います。
そして、発達障害のお子さんを抱えるママさんの
お役に立つといいな~と感じます。
この様な子育てのおかげで、優しい今のJ君があるんですね!
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