発達障害の社会人1年生  I先輩が消えた!初日の月曜日は?

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

土曜日は、草野球で練習試合を楽しみ、その後は

仲良し「家族」メンバーと久々の時間を楽しんだJ君。

月曜は少々眠いものの、いつも通りに会社へ。

2Fエリアに着くとすぐ、

エリア部長

「I君が来てないんやけど、何か聞いてるか?」

 

社会人J君
社会人J君

あ~、そうやった・・早速オレに聞くか・・

(心の声)

 

社会人J君
社会人J君

あー、風邪引いたから休むって、ラインが来てましたよ

連絡ないですか?

 

エリア部長

「連絡ないし、かけても出ない・・」

社会人J君
社会人J君

寝てるんですかね?

朝の準備や、朝礼がある為、朝1の聞き取りはこれで終わり。

朝礼が終わり、それぞれがポジションに戻った時、

部長

「J君、1人で出来そうか?」

社会人J君
社会人J君

はい、今日の分は、大丈夫です!

部長

「何かあったらすぐに呼べよ!」

部長も、自身の担当もある為、

J君に付きっきりというわけには行きません。

暫くすると、統括部長が来て、エリア部長と

何やら話をしてそのまま2人で出て行ってしまいます。

エリア部長

「ちょっと緊急会議やから抜けるで。

ムリせんと、出来る範囲で進めておいて」

 

社会人J君
社会人J君

あ~絶対に、I先輩の事やろな~

今後の体制についての話かな?

オレの指導をどうしていくか?とかかな・・

どうなるんやろ?何か慌ただしいな・・

(心の声)

 

エリア部長が居なくなると、J君の機械の側で

それぞれ仕事をしていたベテラン社員達が

突然、1人になったJ君の事を心配しています。

「1人で大丈夫か?」

「ムリするなよ」

「I君は、風邪か?」

など、声をかけてきますが・・

社会人J君
社会人J君

ボチボチがんばりますー

本当は・・心の中で

 

社会人J君
社会人J君

「大丈夫か?」って言われても・・

「大丈夫じゃない」って言っても、この機械は

扱える人が、エリア部長とオレしかおらんから

やるしかないやろ・・

心配してくれるなら、少しでもいいから

この機械について、教えて欲しい・・・

暫くして部長が戻ってきました。

部長

「J君、金曜の夜に I君と2人で遅くまで

残ってた時、I君から何か聞いてないか?」

 

社会人J君
社会人J君

何も聞いてないですよ、ただ、片づけを教える

って言われただけです。

 

部長

「I君の有給、J君が今朝、代筆した?」

社会人J君
社会人J君

してません。

部長

「有給申請出したことは、知ってたか?」

 

社会人J君
社会人J君

知りません。

やはり、I先輩とJ君は2人でコンビで仕事をしてたので

J君には何か話してると思い、細かく聞き取られました。

J君は、終始「知りません。聞いてません。」で通しています。

お昼休みも、休憩室では

I君が休んでいることが話題になっています。

J君は休憩中まで、この話をしたくないと思い、

イヤホンを付けて、寝たふり。

午後からは、J君も2年目の先輩も部長から聞き取られます。

部長

「土曜に、野球行ったんやろ?その時もI君から

2人共何も聞いてないか?」

先輩・J君

「聞いてません、ただ、野球しただけです!」

そして、定時の終わり時間が近づいた時、

部長

「J君、片付けと明日の前準備できるか?」

 

社会人J君
社会人J君

僕は、今まで定時で上がっていたので

流石に、スケジュールを見ただけでは、出来ません。

 

部長

「ちょっと事務所に行かなあかんから、

1人で出来そうな限りでいいから、やっといてくれ」

すぐに戻って来るような口調だったので、

J君も何となくで、進めていました。

今までやった事も、見た事もないので、良くわからず

周りのベテランの社員たちも、見守る事しかできません。

部長が戻って来たのは、定時から40分も過ぎた頃。

J君は、タイムカードは定時で切っています!

戻って来た部長は、少しイライラモード?

40分も放置しておきながら、いきなり

部長

「J君!この準備は違うぞ!これじゃ、明日はじめられんでー。

こんな事も、まだ、できんのか?」

この言葉に、J君は(心の中で)切れていました。

 

これから、どうなる?言い返す?

言い返さない?

明日、続きをUPしますね

 

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