この記事を初めて読んで下さる方へ
小さい頃は、何かと拘りが強かったJ君。
今回は、「Tシャツ」への拘りです。
2歳の頃のJ君は
●袖の部分は、黄色(全体は白)
●くまさんの模様
このTシャツがお気に入りのJ君。
夏は、保育園から帰って来るとすぐに洗うと
翌日も、着れるのでほぼ毎日、このTシャツを
着ていました。
ある休日、午前中外で遊んで、汗をかいたので
違うTシャツに着替えて、お昼寝をしてたJ君。
目が覚めると、おやつを食べて、再び外へ
出たがるJ君。
いつもの、くまさんの服は?
洗って干してるよ~
お外へ行くの!くまさん着るの~~!
まだ、乾いてないから・・・
くまさんじゃないと、アカンから~~(大泣き)
他のTシャツでは、外に出たくないJ君。
最初は、泣いて叫ぶだけですが、ここから少しずつ
部屋中の物を投げ飛ばして、段々手が付けられなくなります。
※パニック状態に陥るようです。
パニックになる前にYさんが行動を起こします。
少しだけ待てる?ママ、アイロンするから~
まだ、乾ききっていないTシャツに、アイロンをかけ
扇風機でアイロン熱を取ってから、J君に着せます。
これこれ!やっぱりお外は、くまさんやから~
ここまでは、日常茶飯事だったので、大丈夫なのですが
来年、この服は小さくなって着れなくなる。
これが、着れなくなったら、どーなるのか?
Yさんは、ずっとこの事が気になっていました。
J君もスクスク成長し、やはり心配していた事が・・
着にくくなってる・・・
Jちゃんが、大きくなったから、このTシャツも
入らなくなって来たねー
同じのがいい!
まぁ、こうなるとは思っていました。
Tシャツは、ブランドものでも無く、
ワゴンセールのような所で
買ったものなので、同じのはきっと・・
(絶対)ないはず・・・
家族全員で、子供服売り場を7、8件回りましたが
やはり、同じものはどこにもありません。
それとなく、似ているものはあるのですが・・・
これ!ちが~~~う!
この頃のおじーちゃんと、おばーちゃんは、まだJ君の
「発達障害」を受け入れられず、この「拘り」も
単なる、「わがまま」と思っていたので
なんでもいいやろー、もう、決めてしまえば・・・
同じのは、無いでー・・・。
気持ちはわかるのですが、YさんはJ君が納得しないと
前に進めない事は、良く分かっているので
Jちゃん、今日はいっぱいお店探したけど
無かったねー。次の休みの日、もう1回今度は
ママと2人で探そうか~
うん!次また、ママと探す~
同じTシャツは、多分・・(絶対)ありません。
次の買い物の日までに、何とか
J君に納得させるために、Yさんが考えた秘策があります。
発達障害のお子さんの拘りは、
Tシャツ1つでもかなり大変です。
Yさんの考えた秘策と、粘り強いJ君への説得。を
次回のUPで紹介していきます。
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