発達障害の社会人1年生 2Fでの働き方の変化。

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

2Fに異動になり、少しずつ慣れて来てるJ君。

1Fの課長から、今のJ君と2年目の先輩S君の

置かれている状況が良くないと、指摘された2Fメンバー。

まずは、2年目のS君のフォローをしている社員を

横で付きっ切り状態から、離れたところからの見守りに!

何かあれば、フォローに入る!という形にする為、

同じ2Fエリアの違うチームに異動させることになりました。

12月末に、3年目の先輩の退職も決まっている為

そこへの異動になるのですが、同じ2Fなので

S君の様子も見える為、社員の方も、どうしても気になり

気が付けば、見守りから、フォロー状態へ・・・・。

そんなある日、J君の機械で丸2日かけて

大量の納品分を作成する日がありました。

●1日目 午前中と午後の15:00ぐらいまでは
機会を回し続け、15:00以降から
一旦、梱包。
●2日目 午前中に残りを梱包し、その後
終わるまで、再び機械を回す。
※ 定時に終わらなければ、残業?部長が残業?
夜勤に回す? エリア部長の判断次第です。

1日目の午後からは、S先輩のフォローをしている社員さんが

J君の所に来ました。

J君の梱包を手伝うように言われたようです。

J君にしてみれば、15:00以降に自分でするつもりで

動いていましたので、手伝ってもらえるのは

正直嬉しいけど、この社員さんもチームが違うので

梱包のやり方も、使う資材も違う為、説明しながら

やってもらう事になります。

機械の手が止まってしまうのが、ちょっと・・?

 

社会人J君
社会人J君

どうせなら、同じチームで手が空いている人が

フォローに入ってくれたら、説明しなくてもいいのに・・

(心の声)

 

しかし、手伝ってもらえるのはありがたいので、

少々気を使いながらも、お願いする事に。

チームが違うとはいえ、ベテラン社員さんなので

口頭説明で、何とかなります。

社員さん

「J君、気を遣わんと何でも言ってや~」

J君は、1つだけ一緒に梱包をして、使う資材を説明し

後は、任せて機械を回していました。

時々、梱包の方に目を向けると、その社員さんの

視線は、S先輩に向いていました。

 

社会人J君
社会人J君

後は、1人で間に合うので、大丈夫ですよ。

S先輩が気になるんですよね、どうぞ、行ってください。

 

社員さん

「え?J君は良く、人の動きを見てるんやな~

やっぱり、野球部でキャッチャーとかキャプテンを

してたからかな?よく気が付くね~(笑)」

J君と社員さんは、お互いに照れ笑いしながら

J君は、自分の機械に集中し、ベテラン社員さんは

S先輩の所へ。

その社員さんは、今まで半年の間、ずっと横で

教えて来たS先輩の事が気になって仕方ないようです。

社員さんが、S君の横に行ってしまうと、他のメンバーから

「また、S君の横に行ってるわ・・もう、S君だって

1人で大丈夫なんやから、1人でやらないと・・」

そんな声も上がってしまいます。

このままではS君が、いつまでたっても1人立できない!

部長も、他のベテラン社員さん達も

その社員さんが、S君から離れる様に考えているのですが

なかなか、子離れできない親心的なものなのでしょうか?

そのベテラン社員さんの時間帯を変更する事に!

通常勤務は、9:00~18:00なのですが

夜勤シフト、13:00~22:00

通常勤務メンバーとは、重なる時間帯が少なくなるので

離れるにはちょうどいい?って事なのでしょうか?

2Fも11月に4年目のI君が突然の退職。

12月には、3年目の先輩と、女性社員の退職が決まっています。

そして、翌年の3月にも、女性社員の退職も決まっています。

J君の職場も、人手不足、若手不足なのです。

 

この先、唯一の若手男性社員のS君とJ君は、

どうなっていくのか、少し心配です。

 

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