発達障害の高校3年生 遂に春大会!理不尽な出来事に対する心は?

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

高校3年になった始業式の日 クラブミーティングで

部員全員が、「春大会に出たい!」という気持ちがあるのが分かり

それからは、出来る限り練習に参加するようにと、話していました。

ミーティングの記事はこちらです

春休み中と比べると、日々の参加メンバーも

3、4人から5、6人に増えてきましたが、

全員そろったのは試合の2日前!

こんな状態で迎えた、春大会。

1年生はまだ試合に出れませんが、1人だけ見学に来ていました。

2年、3年合わせて10名

いつもながら、相手チームとは人数も、迫力も大差です。

ピッチャーのK君も踏ん張って投げてますが、打たれるだけ

では無く、チームのミスが連発し、どんどん点を取られていきます。

見てる保護者側も重いため息が出るほど・・・。

ベンチの雰囲気もピリピリしています。

試合結果は、秋大会同様で散々なものでした。

全員そろってまともに練習をしていないチーム。

結果が全てをものがったっています。

試合が終わり、部員たちはミーティングが有ります。

保護者は、少し離れた場所からミーティングの様子を見ていました。

J君はキャプテンでキャッチャー。

立場的にもやはり顧問からは、叱責されています。

勿論、J君自身も良く理解しています。

この日は、野球部の先生以外にも高校の先生が

何人か見に来られていました。

そんな中、ふがいない結果に終わった試合で

ミーティングの空気もあまり良いとは言えません。

円陣でのミーティングが終わり、少し皆が片付けや

おしゃべりタイムの様な感じになった時の事です。

J君にとって、納得の行かない事が起こります!

見ていたYさんも、ん??

Yさん
Yさん

キャプテンだからってそこまでするの?

(自分の子は可愛いので、思わず思ってしまいました!)

※このミーティングの内容は、お聞きしてますが

ちょっと、書くのがためらわれる様な内容の為

運動部アルアル!と言う事でお察し頂きたいです。

去年の夏大会の日、1つ上のU君のお母さんが

「キャッチャーでキャプテンは苦労するでー」

と話してくれたことを思い出したYさん。

 

Yさん
Yさん

ミーティング中、息子の顔つきもかなりイライラしてるのが

分かりました。息子も又、Yの顔色が変わってる事に

気が付いていたようです。

かなり、イラついていたJ君ですが「解散!」となった時

荷物だけ車に置きに来ました。

おじーちゃんとおばーちゃんは車の中だったので

ミーティングの様子は見ていません。

 

高校生J君
高校生J君

オカン!大丈夫か?じーとばーには何も言わんといてな!

オレは大丈夫やから、ちょっとイライラしてるから

少しだけ帰りは、遅くなるで。皆で昼飯食べてゆっくりしゃべって

帰るから~心配せんでいいで!

 

自分の事より、Yさんの事を心配するJ君。

Yさん
Yさん

最寄り駅に着いたら、ラインしてな~

高校生J君
高校生J君

おう!

そして、何もなかったかのように車に荷物を置いて

他の部員たちと、電車で帰るJ君。

皆で色々話をして、ストレス解消!

夕方帰宅した、J君はゆっくりする暇もなく

中学の友達からのお誘いで、又出かけます。

帰って来た頃には、おじーちゃんも、おばーちゃんも寝ていました。

高校生J君
高校生J君

今日の、ミーティング何か、嫌な感じやったやろ?

Yさん
Yさん

ちょっとな・・。キャプテンやからってそこまで?って

思ってしまったわ。

高校生J君
高校生J君

明日、学校で反省会があるんやけど、もしその時

いつも通りなら今日の事は、無かったことにする!

もし、明日も嫌な空気を引きずるようならその時は・・・

ん~ちょっと考えるかな?そやからオカンは納得いかなくても

顧問や、副顧問には何も言わんといてほしいねん!

 

J君の気持ちも良くわかります!もう高校生!

親がイチイチ口出し出来るものでは無いです。

前キャプテンのU君のお母さんの話を又、思い出します。

★納得がいかなくても、何も言わないで欲しい!
★引退するまで頑張りたい!
★親が出てしまうとやりにくくなる!
★オレは大丈夫!

U君の言っていた事と、今のJ君の事が重なります。

割り切ろうとしているJ君。

何だかまた、1つ成長を感じさせてくれます。

 

Yさん
Yさん

親として、出来る事は息子の気持ちを汲み取り

見守る事!だけなのかな・・・

 

翌日の、反省会はいつも通りだった様子ですが・・

顧問の先生
顧問の先生

今の、ポジションはピッチャー以外空白に戻す!

悔しかったら、自分の力で勝ち取れ!

この時のJ君の思った事は?

高校生J君
高校生J君

もう、キャッチャー失格ならそれでいいわ、でもオレ以外
誰がするねん!

次の日からも、J君はしっかりキャッチャーとしての練習を

続けていました。

高校生J君
高校生J君

負けたくない!キャッチャーは誰にも渡さない!

ここでも、めーいっぱい!!頑張るJ君でした。

 

親が顔色を変えるほどの、理不尽な出来事が

有りましたが、それでも自分の中で解決する!

心もすっかり成長したJ君のこれからが楽しみです。

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