発達障害の高校2年生 マラソン大会!今年の目標を達成できる?

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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高校2年の3学期、今年もマラソン大会があります。

1、2年生は、3キロのタイムをはかります。

J君は2-1 担任は体育の先生です。

同じクラスに野球部は3人いますが、クラス順位は

J君が安定の1位!

去年の学年順位は14位

今年の目標は、学年順位10位以内!

野球部顧問からは!

 

顧問の先生

Tは、1位を目指せ!(去年は、2位)

Jは、8位以内を目指せ!(8位までが表彰される為)

 

2人共、野球部の期待を背負い、気合が入ります。

体育では3キロ、マラソン大会では6キロ

去年も経験しているので、ペース配分は大丈夫なはずです!

そして、迎えたマラソン大会!

去年と同じく、本気でタイムを狙う子は、前に並んでいます。

ここで、余談になりますが、J君はトイレに行きそびれたまま

スタートしてしまいます。

ゴールまで大丈夫??

暫くは、T君もJ君も先頭グループに居ます。

T君は少し前を走ってる状態で、J君は自分のペースで

集団グループから遅れない様に走っています。

折り返し地点を回った頃、異変?

前を走っていた、T君がどんどんペースダウン!

とうとう、J君がT君に追いつきます。

高校生J君

どうした?大丈夫か?

T君

「ちょっと、ヤバイ・・気にせんと先に走れ・・」

J君は、T君の事を心配しながらも、野球部とクラスの

期待に応える為、走り続けます。

まだ、折り返し地点にたどり着けない、クラスの友達から

「J、頑張れ~トイレ大丈夫か?(笑)」

高校生J君

お、おう!

トイレに行きそびれたまま、スタートしてしまった事を

知ってる友達からエール!(笑)

各地点に立っている先生からも、「頑張れ」の声がかかります。

何人か抜いて、走り続けるJ君。

感覚では、5位?6位?そう思いながら走り続け

ゴールまであと1キロを切った地点で、近くにいた先生から

「後、1人抜いたらメダル狙えるぞ!」

ここで、初めて自分が4位だと知ったJ君!

少し前を走ってる3位の子!

ゴールまで後500メートル!

イチかバチか、ラストスパートをかけるJ君。

すると、3位の子もJ君に気が付き、ゴール前で

抜かれるわけには行かない!負けじとラストスパート!

3位の子も、J君もメダル狙いに必死ですが、J君はもう

限界・・・でした!このまま2人の差は縮まる事無く、

4位に終わりました。

去年は14位だったので、10位以内の目標は達成!

そして、顧問の言っていた8位以内も達成できました!

8位までは表彰されるので、5位から8位まで

誰がゴールするか、見守っていたJ君。

5位から7位まで次々とゴール!

まだ、野球部メンバーが来ません。

3人固まって走って来るメンバーの中に

野球部のT君、K君が!

高校生J君

Tか、Kか、どっちか入ってくれ!

結果は、1、2秒差でどっちも入れず!他の子が8位でした。

暫く、J君、T君、K君はその場で休憩していましたが、

リラックスしたら、急にトイレ!

高校まで急いで帰り、トイレに直行したいJ君。

高校の玄関では、結果カードとクラス名簿があり

戻って来た子から、チェックを受けます。

先生「4位か、頑張ったな!」

高校生J君

ありがとうございます!

校内へ急ぐJ君。

そこへ、1位の子が!

「あ!何位やった?」

高校生J君

もう、あかんトイレーー!! 4位!

やっと、トイレにいけたJ君でした!

 

トイレに行って落ち着いたJ君!

間に合ってよかったわ~(笑)

メダルは逃したけど、頑張りました!

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