発達障害の高校2年生 自衛隊への考え方と、現役自衛隊の親戚の1言!

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

冬休みになっても、相変わらず真面目にクラブへ行くJ君。

そして、話題はやはり「自衛隊」

J君、T君、K君 この3人が集まると

必ず自衛隊の話をしています。

そんな様子を見ている顧問。

J君が、いつもの様に職員室へ行くと

顧問の先生

Jには、自衛隊は向いてないと思うで

高校生J君

・・・・・。

顧問の先生

見学や、体験に行くのは、大事な事やから

止めへんけど、先生はどちらかと言えば反対やなー

 

野球部顧問の先生は、進路担当で主に、就職の方を見ておられます。

そんな先生が「Jには向いてない」と言うからには

何か理由があるはずです。

 

Yさん

先生が言うって事は、何か理由があるはずやん?

聞いてみたら?

高校生J君

いやや・・・

Yさん

なんで?

高校生J君

否定されたくないから・・・

ここら辺は、高2といえども、まだまだ子供・・

聞きたくない様子です。

顧問の心配はよそに、J君は自分なりに

自衛隊について、調べていました。

自衛隊には、2種類あるようで、大きく分けると

①曹(そう)一般企業で言う、正社員のようなもの
②官(かん)一般企業で言う、契約社員のようなもの
(2年の任期制)

これについて、3人の考え方は分かれます。

T君、K君は「曹」希望

J君は「官」希望

J君が何故「官」希望なのか?

「曹」だと正社員なので、もし自分に合わないと思った時、
退職する事になる。
「官」だと2年の任期制なので、自分に合わないと思ったら
任期終了後、一般企業に斡旋してもらえる。
もし、続けたいと思ったら、任期終了後に継続を希望し、
試験はあるけど、受かれば継続できる。
「曹」を希望すると、「官」より試験が難しい。

そして、J君にはほかにも考えがありました。

仮に、2年制の専門学校に行くなら、
お金を払って2年学ぶことになる。
「官」になれたら、この2年間は働くので
お給料がもらえる。
任期終了しても、まだ20歳なのでその時
自分の中でまだ、専門学校に行きたい気持ちがあれば
2年間で貯めたお金で学費が払える。
もし、就職したければすればいいし、自衛隊を継続
したければ、試験を受けれる。

T君と、K君とは考え方の違うJ君ですが、なんとなく

友達に誘われて、その気になってるだけだと思ったら

結構考えてて、Yさんは驚いたそうです。

しかし、親としては心配ですが、応援したくなる気持ちもあり

複雑です。

そこで、北海道で自衛隊として頑張っている

おじーちゃんの姉の子供の子供 はとこ?

のお兄ちゃんに連絡を取る事にしました。

お兄ちゃん

「おう!Jちゃん久しぶりー。どうしたん?」

J君ライン

今、高2で自衛隊を希望しています。

お兄ちゃん

「あー・・。あまりお勧めはできひんぞー。

しんどいでー。よく考えた方がいいで!

いつでもラインしてきー」

自衛隊として、3年働いているお兄ちゃんから

まさかの「お勧めできない!良く考えた方がいい。」

そう言われたJ君。

この事で、少しJ君の気持ちが変わってくれると良いのですが・・・。

 

 

この先、J君の決断は?どうなるのか?

あっと言う間に、3年生になってしまいます。

中学3年生の時の高校受験とは

又、違う苦労がありそうです。

 

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