この記事を初めて読んで下さる方へ
前回の記事の続きとなります。
突然の電話から、再会出来る事になりました。
Jが1歳になってすぐに離婚しているので
Jには、お父さんの方のおじーちゃん、おばーちゃんの
記憶はありません。
教えてもらった住所と、目印になる建物を目指して運転。
その建物に着いたら、義母が迎えに来てくれました。
義母
「J?Jなの??大きくなったね~。
おばあちゃんやで~。わかる?」
家の前に着くと、玄関の前には、義父が立っていました。
突然だけど、快く迎えてくれた事に感謝。
車から降りたJ君を見るなり
義父
「大きいな~~!何センチ?」
やはり、大きい!と驚かれました。
七五三~成人式までの写真を何枚か
持参していたので、写真を見ながらJ君の成長を
話したり、今のJ君の様子を話したり、約20年近く
会っていなかったのに、不思議なぐらい和やかでした。
この家には現在、高3の女の子が1人居ました。
彼女は、J君のお父さんの弟の娘で、弟夫婦も彼女が
小さい頃に離婚し、親権を取ったのは良いのですが
1人で育てられないので、実家に連れて来たきり・・。
そのまま、放置らしく、おじーちゃん、おばーちゃんに
育てられています。
J君と彼女は、お互い初めて会ういとこです。
一緒に話に加わっていました。
途中で
あートイレ行きたいんですが・・
すると、おじーちゃん、おばーちゃんが2人揃って
トイレの前まで付いていきます。
これには、女の子とYさんは顔を見合わせ
笑ってしまったそうです。
義母・義父
「Jと、最後にあったのは、確か3歳ぐらいだったよな?」
ん?1歳の時に離婚しているので、それ以来
会ってないのですが・・ここは、話を合わせる事に
Jに目で合図!
義母
「3歳ぐらいまでは、Yちゃんが時々写真を送って
くれてたよね~~」
確かに!送ってました!
きっと、写真を見ていたので、3歳ぐらいまでは会ってたと
思っていたようです。
話の中でJ君は何度も尋ねます。
僕の、お父さん元気にしてますか?
こちらには、時々来ますか?
今、何してるんですかね~
義母・義父
「まぁ・・働いてはいるけど・・
こっちには、滅多に来ないよ
情けないお父さんで、ごめんね・・・」
あまり話をしたくない様子。
もしかして、僕に知らない兄弟とかいます?
義母
「おるわけないやん(笑)」
J君と女の子の2人を見ながら
義母
「2人共、お父さんがしっかりしてないばっかりに
苦労するね・・」
そんな事ないですよ!僕は幸せですよ~
女の子
「私も、この家で良かったよ~~」
とっても良い孫たちです。
そして、帰る時におばーちゃんから成人式の
お祝いをもらったJ君。
いや!僕はもう働いているので、もらえません、
会えただけで満足なので!
義母
「何言ってるの?ずーっと会って無かったけど
Jは、初孫やし、こんなに大きくなって会いに来てくれて
嬉しいねんから、受け取って!」
では、遠慮なく!ありがとうございます!
勿論、全員で玄関まで出て来てお見送り!
中々出発出来ないぐらいです。
帰りの車の中で
★オレは初めて会ったようなものやけど、
あんなにも、喜んでくれてオレも嬉しかったわ~
★オレの、じーちゃんと、ばーちゃんやねんな~
又おいで~って、本心かな?
★女の子、オレのいとこやねんな~
女の子のいとこってなんかいいな~(笑)
★うちの、じーと、ばーは、こっちのじーとばーに
会った事は、言わんやろ?いろいろあるんやろ?
(J君ももう、子供では無いので、それとなく
大人の事情を理解してる様子。
★お父さんの事は、あまり話したくない感じ
やったなぁ~いつか、会えるかな?
★うちのじーとばーとは違うけど、せっかく
再会できたし、これから交流できたらいいな~
義母・義父だけではなく、Jにとっても今回の
突然の再会は、いいものだったようです。
Jのお父さんに会えなかったのは、残念だったようですが
何となく、その内会えるような気がしてます。
これから先、こちらのおじーちゃん、おばーちゃんとの
交流は続くのかな?
今度は、敬老の日ぐらいに連絡してみよか?
オレの、じーと、ばーやしな。
成人式の祝いももらったことやし!
いとこの女の子も、就職希望って言ってたので
内定決まったら、お祝いしてあげたいな~
ほんとに、気持ちの優しいJ君。
J君らしい優しさで、お父さんの家族とも
うまくいく気がします。
近いうちに、お父さんとも会えるといいねぇ
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