発達障害の社会人1年生 絶望の年賀状作成!その3

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

前回の記事の続きになります。

年賀状の裏も表も、全て印刷終了!

残すは、裏の手書きスペースです。

これは、J君本人が書く為、久々の

「集中して書く!」J君が最も苦手な作業です。

ハガキの中の小さな手書きスペースに

しっかり収めて書けるのか?

①関東メンバーは知らないので、全てパソコンで
少々固めなイメージで。
②関西メンバーで部署が違い、かかわりのない人は
全てパソコンで作るけど、①とはアレンジを変える。
③かかわりのある関西メンバーで、上司や目上の人には
8割パソコンで作成し、2割は手書きスペースを作る。
④関西メンバーで、気心の知れてる人には、
柔らかい感じで、8割パソコン作成で2割は手書きスペースを作る。

まずは、③ かかわりのある関西メンバーで

目上の人用のものです。

スペース的には、一行で納めないと書けないのですが

その、一行に書く文を考えるのも時間がかかります。

「年賀状を出す」ことに絶望しながら、

やる気のないJ君なのですが、1人1人に

少しずつ、メッセージを変えたいと思っている様で・・・。

 

社会人J君
社会人J君

この人とは、こんな感じで関わりがあるんやけど

メッセージはこれでいいかな?

 

1人1人、出す人との仕事上のかかわり方を

Yさんに伝えてきます。

こう言う所は、律儀?と言うか、真面目と言うか、

本当にJ君らしい一面です。

ここでも、J君はいきなり年賀状に書く事はしません。

字の大きさ、バランス、スペース内に収まるか?

など、まずは、別の紙に同じ大きさのスペースを作り

そこに書いて試していきます。

 

社会人J君
社会人J君

スペースが小さいな・・これじゃ

はみ出してしまうわ・・はぁ・・

 

こうなる事は、勿論分かっているYさんは

 

Yさん
Yさん

試し用の紙は、いっぱいあるんでまずは、

このスペースに慣れる事やな~

 

 

社会人J君
社会人J君

あ~、何で手書きスペースなんか作ろうと

思ってしまったんやろ・・

全部パソコンで作成すればよかった・・・

 

ブツブツ文句を言いながらも、スペースと格闘中のJ君。

何とか書ける様になったので、年賀状に書く事に!

練習用の紙を横に置いて、時間をかけて

ゆっくり集中して、書き始めたJ君。

文章の最後に、「よろしくお願いしたします。」と

書くのですが、「よろしく」⇒「よろく」となってしまい、

「し」が抜けてしまいました。

 

社会人J君
社会人J君

あ!よろくになってしまった・・・

最悪や~~~

こんな事もあると思っていたので、表面は印刷しないで

裏面のみ印刷したハガキを、何枚か予備で

準備していたYさん。

Yさん
Yさん

予備があるから、大丈夫やで~~ ファイト~

社会人J君
社会人J君

まだ、1枚やで・・全部書けるかな・・・

J君にとって、小さなスペースに字を書く事は、

本当に大変で、エネルギーもいつも以上にいるし、

何より集中力が、続きません。

2枚書いては休憩、ため息、トイレ・・・

そしてまた、何枚目の時「よろく」となってしまい・・

 

社会人J君
社会人J君

あー!もう~~~、又 「よろく」になったーー

なんで、「し」忘れるねん!!腹立つわーー

年賀状なんて、何で出さなあかんねん!!!

 

イライラモードのJ君。

これも、Yさんは当然想定内です。

 

この後、Yさんは、どうやってJ君のイライラを収め

そして、J君は無事書き終える?

まさか、Yさんが代筆?

明日、詳細UPしますね~

 

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