発達障害の社会人１年生　配置換えは決まったけど、今、やる事が無い？

この記事を初めて読んで下さる方へ

前回の記事の続きになります。

J君のエリアに新しい派遣の人が入って来ることになりました。

次にJ君が異動になるエリアは、まだ人数が居る為

引継ぎ時間には余裕があります。

J君は、今のエリアに新しく入って来た派遣の人に

しっかり引継ぎ、派遣の人２人でサブの仕事を

やって行けるように教えてから、次の配置先へ

行く事になります。

今回の配置換えは、J君としてはやはり、納得がいかない様で

こんな気持ちで、日々の引継ぎも行っていました。

派遣の人も仕事を覚えて来た頃には、

口頭での支持のみになります。

派遣の人の仕事を見守るだけの期間になり

J君は・・

時々は、次に行くエリアにも顔を出すのですが

３月いっぱいで退職する女性社員の代わりの為

今はまだ４人体制なので、J君が行っても

ここでも、見てるだけ状態・・

小物を扱うエリアなので、豪快に動く事もありません。

どっちのエリアにいっても、やる事のないJ君。

そんなJ君の様子をみていたリーダー

リーダー

「J君、今は引継ぎ期間でJ君はやることがなくて

しんどいよなー

備品のコーナーの整理とかをしてもいいんやでー」

備品コーナーは、ちょっと死角になっているので

リーダーとしては、配置換えばかりのJ君を気遣って

ゆっくりできるようにと、思ってくれたようですが、

どちらのエリアにいても、やる事がないJ君にとって

備品のコーナーは久々に動き回れる場所！

備品コーナーを本格的に、整理整頓していく事に！

体力もあり、動く事が好きなJ君は、丸２日半かけて

備品コーナーの模様替え！

見守りの期間だった頃は、帰って来てもため息ばかりで

と、言っていたJ君ですが、備品コーナーの整理を

するようになってから笑顔も戻り、

時々様子を見に来る、リーダーや上司からは、

「本格的やな～(笑)」と驚かれていたようです。

それでも、動き足りない時は、商品出荷エリアに行き、

おっちゃん達のお手伝い！

やっと、笑顔が戻って来たJ君。

そんな時、２Fのエリアの先輩から、

「話があるから、一緒に帰ろう～」と誘われます。

この先輩の話が、後でJ君を大混乱に

陥れる事になります。