発達障害の高校3年生  野球部引退と進路活動!真面目すぎ?

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
スポンサーリンク

この記事を初めて読んで下さる方へ

高校3年生の夏。

夏大会も終わり、J君達3年生は、引退です。

 

Yさん
Yさん

毎日、大量のお茶を用意し、夜は汗臭いユニフォームを

手洗いしてた日々も終わり、少し寂しい気持ちになります。

 

J君以外の3年メンバーは、夏大会後にすぐ、全体ラインから

抜けて行きましたが、J君はまだ入ったままでした。

●2年のT君が、新キャプテンとして今の1、2年を
まとめて行けるのか心配
●夏休み明け、9月にある秋大会までは、サポートしたい。
●いつまでも、元キャプテンがいては、新キャプテンの代になれない。
●他の3年の様に、あっさり抜けた方が現役メンバーの為になる。

J君なりに、色々と悩んでいるようです。

全体ラインから抜けてないJ君ですが、1、2年メンバーのラインの

やり取りをチェックしています。

そして、気になる事や、伝えたいことは、2年の新キャプテンにだけ

ラインをします。

T君とJ君のラインのやり取りは、J君とU先輩のやり取りの様で

こうやって、毎年引き継がれていくようです。

クラブ引退後のJ君は、高校がお盆休みになるまでは

ほぼ、毎日の様に進路指導室に通っています。

就職希望の子は、この時期に求人票をチェックし、

自分が行きたいと思う企業を、リストアップします。

そして、お盆明けには希望企業の会社見学。

2学期に入ると、面接がスタートします。

毎年、夏休み中からしっかり活動する生徒は少ないそうです。

2学期になってから、やっとぼちぼち動き出す子が

ほとんどで、動かない子は全く動かないらしいです。

そんな中、やはりJ君は1人で真面目にコツコツと動いています。

進路指導室には、毎日必ず入れ替わりで進路指導の

担当の先生がいるので、真面目に通っているJ君は

先生の目にとめて貰えます。

こんなに毎日進路指導室に通うのには、J君なりの理由がありました。

●オレらが、夏大会に向けて練習していた期間に
他の3年の子らは、就活をしていたのではないか?
●オレは、出遅れてしまったのかも?
(毎日、指導室には3-4人しかいないから!)

 

Yさん
Yさん

毎年、動き出すのは遅いって、先生も言ってたから

出遅れじゃなくて、早い方ちゃうかな~

高校生J君
高校生J君

でも、夏休み前に担任が説明してたから、皆知ってるはずやし

さき越されてるかも!

Yさん
Yさん

心配なら、指導室に行った時担当の先生に聞いてみたら?

翌日、J君は心配のあまり、先生に聞く事に!

 

高校生J君
高校生J君

いつも、3、4人しか指導室に来てないですけど、

皆は、もっと前に来てたんですが?

 

担当の先生

「いや、J君は早い方やで!毎年中々この時期から

動いてくれる子は少ないねん。」

高校生J君
高校生J君

そうなんですか!

担当の先生

「この時期から、しっかり動いてるJ君は大丈夫!

今のうちに、いろいろ求人も見て、どんな職種がいいか

どこの企業に見学に行きたいか、ゆっくり決めて行こう。」

他の野球部の3年メンバーは?

野球部3年ライン

「明日皆であそぼー」

J君ライン
J君ライン

午後から、クラブするらしいから朝は、指導室で

午後からクラブに顔出すので無理!

野球部メンバー

「また、指導室いくん?真面目やなー」

J君ライン
J君ライン

お前らも動けよ!

野球部メンバー

「2学期になったらなー、わざわざ休みの期間に

学校行きたくないし~」

J君は、他のメンバーと遊ばず、指導室とクラブへの

顔出しを続けています。

「人は人!自分は自分!」「自分の人生は自分で決める!」

 

最近のJ君は、こんな風に言って、周りに流される事無く

頑張っているようです。

こんな、J君を応援してあげたいです!

皆さま、応援のポチをよろしくお願いします。

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ

コメント