発達障害の高校3年生 夏大会の前の猛練習!とキャプテンのプライド?

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
スポンサーリンク

この記事を初めて読んで下さる方へ

私学大会も終わり、地震も落ち着き、次は豪雨にも

悩まされましたが、それでも3年生にとっての

最後の夏大会に向けて、日々練習をしています。

「最後の試合」今までとは気持ちも違う様子です。

日々の練習も気合の入ったもので、参加人数も増えています。

毎日「猛暑」の中、キャッチャーのJ君は

高校生J君

暑い、もうキャッチャー装具取りたいーーー!

そう思いながらも、キャプテン!ただ暑いからと言って

装具を取る事は出来ません!

そんなJ君が唯一キャッチャー装具を外せるのが

部員用のお茶タンクが空になり、追加しに学校へ戻る時!

部員

「お茶なくなりそ~」

高校生J君

オレ、戻って追加してくるわ!自転車やし

1年生

「キャプテン!オレが行きます!自転車貸して下さい。」

高校生J君

イヤ、ええよー オレが行くから!

1年生

「そんなん、ダメですよー」

実は、J君はお茶を追加しに行く事を理由に
キャッチャー装具を取りたかったんです。
そして、学校に戻るとクーラーが効いてるので
少し休憩も出来ます。
3年のメンバーは、装具を取りたいJ君の気持ちを知っています。

3年メンバー

「キャプテンが行くって言ってるんやから、任せたらいいねん

J!!行って来いよ~。ゆっくりでいいで~オレらも少し休憩するわ」

1年生

「キャプテンに行かせるのは、悪いですよー」

3年メンバー

「ええねん!」

高校生J君

おう!行ってくるわ~

後輩には、お茶の追加に行きたい本当の理由を

言わない3年メンバー。

後輩にしてみたら、「キャプテンにお茶追加行かせるなんて!」

そんな風に思ってしまいます。

この話を、家で聞いたYさんは

Yさん

後輩の立場考えたら、かわいそうやん・・・

 

高校生J君

そんなん、キャッチャー装具取りたいから

オレが行くって、カッコ悪いやん!

Yさん

絶対、気を使ってると思うけどな~

高校生J君

いいねん、このぐらい・・今まで色々あってもオレは

頑張って来たやろ? 暑いからキャッチャー装具取りたいとは

言われへんわ!これも、キャプテンのプライドやん

 

それにしても、この猛暑の中での練習 バテないのかな?

 

Yさん

帰って来たら、いつもクーラーの部屋で、更に扇風機に

抱き付いてるのに、普段の猛暑での練習はバテへんの?

高校生J君

不思議やろ?練習中は、アドレナリンが出るから大丈夫やねん!

Yさん

暑くないの?

高校生J君

クソ暑いで!でも、野球してる間は大丈夫やねん。

お茶追加タイムは、必要やけどな~

Yさん

アドレナリンね・・・家での超だらけモードとは

大違いなんですねー(笑)

 

 

夏大会に向けて、練習に気合が入ってるJ君。

この勢いで、夏大会!頑張ってほしいです!

と、思ってた矢先!夏大会の前日に

思わぬ悲劇がJ君を襲います。

又、明日UPしていきますのでよろしくお願いします。

コメント