ぼくの名前はズッキーニ(2016 スイス)

洋画
スポンサーリンク

誰にも愛されない子供たちが希望を見出していく心揺さぶるストップモーションアニメ

 

あらすじ

いつも屋根裏部屋でひとりで絵を描いて遊んでいる少年イカールは、ママと二人暮らし。

パパが“若い雌鳥(女性)”のもとに去ってしまってから、ママはビールを飲んでは怒ってばかり。

ある日、いつものようにビールの缶でタワーを作って遊んでいる時、ママは不慮の事故に遭い、帰らぬ人になってしまう。

事故を担当した警察官のレイモンは、ママがつけた“ズッキーニ”という愛称を大切にしているイカールを不憫に思いながらも、孤児院「フォンテーヌ園」に連れていく。

クラスメイトは、リーダー格のシモン、アメッド、ジュジュブ、アリス、ベアトリスの5人。

入所当日からズッキーニへの手痛い洗礼が始まる。

ズッキーニは「ママのところへ帰りたい」と訴えるが、園長から「それは無理なの。ママはお空に行ったでしょ」と静かに諭される。

ズッキーニの心の傷を知ったシモンは、他の子どもたちもそれぞれに複雑な事情を抱えながら園生活を送っていることを明かす。

そして「皆、同じさ。誰にも愛されていない」とつぶやくのだった。それ以来、ズッキーニは、心の痛みを共有する友として、シモンたちと打ち解けていく。

そして、園に新しい入園者、カミーユがやってくる。カミーユはズッキーニと意気投合し、園を照らす太陽なような存在になっていく。

季節はめぐり、冬が到来。園の子どもたちは、スキー合宿に出かける。

ダンスパーティーや雪合戦で盛り上がる子供たち。深夜、眠れないズッキーニとカミーユは、こっそり宿を抜け出した。

月明かりの銀世界の中、カミーユは言う「ここに来て、あなたに会えてよかった」。

そんなある日、カミーユの叔母が、扶養手当欲しさに姪を引き取ると言い出し、園に乗り込んできた。

「同居するなら死ぬ方がまし」というカミーユに、「絶対行かせないよ」と誓うズッキーニ。

子供たちはある作戦を立てるのだった。

 

色んな事情を抱えた子供たちが、これから明るく強く生きていく姿が 感動を呼びます。

子供がどんな風に考えているのかを 知るにはいい作品だったと思います。

原作を読んで無いんですが、機会があれば原作にも触れてみたいな~

 

U-NEXTで配信されていたので ポイントで見てみました。

時間は短く 65分 もう少し見たいと思うような作品です。

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

コメント