この記事を初めて読んで下さる方へ
J君には色んな拘りや、Myルールがありますが
とても不思議なものが多いんです。
Yさんにしてみれば普通の事らしいのですが
時々お茶会をしたり、電話をする中で
ダメうさぎが感じたJ君の日常の「不思議!」
をご紹介したいと思います。
★たんす編★
幼少の頃は、たんすの引き出しに、絵付きで
何が入っているかはりつけていました。
この辺りは、子供が小さい頃どの家庭でも貼ったりしてます。
しかし、子供が成長するにつれて、必要なくなってきます。
小学生になると、もう引き出しに貼り付けなくても
自分でわかるかな?と思い貼り付けたものを取ると?
J君は、何と!1段1段開けてみて、引き出しの中身を確認?!
いつも、同じところに入ってるから、分かるやろ?
書いてるのが無くなったから、上から順番に
開けて見ないとわからんやろ?
引き出しに何が入ってるか、貼り付けてた方がいい?
うん・・・
再び、引き出しに貼り付けるYさん、
小学生なので、絵付きではなく文字のみですが
「Tシャツ」と書いた引き出しには、
春~秋は長袖、夏は半袖、が入ります。
半袖か長袖か分らんから困る・・・
冬になると、厚手のトレーナーもある為
トレーナーだけでは、薄手か厚手か
分らんから困る・・・
1つ1つの引き出しに、細かく貼り付けないと
結局分からない為、上の段から順番に開けて
確認すると言う行動になります。
自分でわかるように、自分で書いて貼り付けたらどう?
友達に見られるからイヤ・・・
LD(学習障害)のあるJ君は、自分の独特な文字を
遊びに来た友達に見られたく無い様です。
小さく書く事も出来ないので、自分で書くと
かなり大きな字になり、そんな文字も見られたくない気持ちが
強い様です。
たんすに書いて貼ると言うのは、実は現在20歳になっても
続いています。
J君のたんすだけに限らず、共通で使うものや
間違いやすい物も全て書いて、引き出しに貼りつけています。
例えば、靴下の場合は、5段の透明ケースに入っています。
透明ケースなので、中が見えるのですが
1段目と2段目が同じ靴下なので
どっちが自分の靴下なのか分からない!!
1番上やん!どっちにしても2段しか
靴下入って無いし、書かんでもええやろ?
それじゃ、毎日2段開けて確認する事になるやん・・
やはり、書いて貼りつけないとダメなようです。
小さい頃から、視覚支援で育っているJ君は
目で見てわかる!=安心する!
言葉で、いつも同じところに入っている!
そう言われても、J君の場合はインプットするのが
難しい様です。
タオル類などの引き出しは?
バスタオル・ハンドタオル
これで分かりそうなのですが、J君の場合は
●バスタオル(J用)
●ハンドタオル(家用)(外出用)
この様に、細かく分けて書いておかないと
落ち着かないようです。
Yさんにとって、このような作業は当たり前の日常なのです。
姉や、従弟の子、ダメうさぎさんからは
「不思議~」って言われます(笑)
おばあちゃんは、引き出しに書いていても
時々間違えてなおす事もある様で・・
普段用・学校用・野球用と、細かく分かれているのは
覚えられへんわ~
もーーー!これ、ちがうし!!!!
間違えて入っていると、イライラしていたJ君。
成長するにつれて、
また、こっちに入ってる~~。これは野球用やから~
と言いながら、自分で入れ替えています(笑)
朝は、時間が無いので1発でお目当ての物を
引き出しから取っていきたい!
これも、J君らしさの1つだと思います。
次のUPでは、バスタオルについての
拘りを書いていきたいと思います。
バスタオルについても・・驚かされます。
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