J君とママの奮闘記 番外編 「幼少期」Tシャツへの拘りへの秘策!

番外編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

前回の記事の続きになります。

前回の記事はこちら

J君と次の買い物で、くまさんのTシャツを探す事を

約束したYさんですが、絶対に同じものは無い事は

分かっています。

そこで、J君に買い物日までに納得させるため

①大好きな「くまさんTシャツ」は、大好きな

ポチに着てもらう!

もう、首回りが限界にきているTシャツを

着れなくなったら「大好きなポチ」=スヌーピーのビーズクッション

に着せてあげる。

Yさん

Jは大きくなって着れなくなるけど、ポチに着せたら

毎日このTシャツを見る事が出来るよ。

この提案には、何故かあっさりと乗ったJ君。

J君幼少期

ポチに着せてみて~

Yさんがポチに着せてみると?

J君幼少期

ポチ、かわいいね~ もうすぐポチに

あげるから、待っててや~

意外にも、嬉しそうなJ君。

ここで、次の段階へ!

②同じのは、ないかも・・・少し違っても

「3歳のJちゃん用」として、探してみよう!

少し違ってもを説明します。

★くまさんの絵が違う
★そでの部分の黄色が違う(そでも白とか・・)

ここは時間をかけて説明し続けます。

J君幼少期

同じじゃないとアカンのー!!

J君幼少期

3歳用の服?新しいやつ?

1つお兄ちゃんになるの?かっこいい?

J君幼少期

う~~ん、行って見て、考えてみるかな・・

少しずつ、J君の気持ちを変えていきます。

前回の買い物で、同じものが無い事は

J君も、わかってはいます。

「ないものはない」

と言うのではなく、無理やり選ぶのでもなく、

J君自身が納得して、前に進めるように

①と②で説明し、特に②に関しては、じっくりと

時間をかけます。

ママと2人でお買い物の日!

Yさんは、「くまさん」のTシャツを探します。

何枚かJ君に見せると?

J君幼少期

う~ん・・白じゃなくて、ここ(袖)が黄色が

いいねんな・・・くまさんじゃなくてもいいから・・

Yさん

何と!Jが拘っていたのは、「くまさん」ではなく

「袖が黄色」だったのです。

いつも、「くまさんの服」と言っていたので

「くまさん」にばかり気を取られていました。

袖が黄色のTシャツを探すと

「くまさん」ではなく、「78」と書かれたTシャツを発見!

Yさん

Jちゃん、これど~かな?

J君幼少期

ちょっと、かっこいいなぁ~。3歳みたい?

Yさん

うん!くまさんより、お兄ちゃんらしいと思うな~

この日はまだ、お気に入りの「くまさん」Tシャツを

着ていたので、自分が着ている「くまさん」をじーっとみて

新しく探した「78」のTシャツもじーっと見て

自分の着ている「くまさん」に話しかけます。

J君幼少期

もうすぐ、着れなくなるけど、ポチが着てくれるから

寂しくないよ、毎日会えるし!

Jちゃん、お兄ちゃんになるから、こっち(78Tシャツ)

着るけどいい?

大好きな「くまさんTシャツ」に確認するJ君。

●お気に入りの「くまさんTシャツ」
を着られなくなることが、悲しいのではなく
着てもらえなくなった「くまさんTシャツ」が
寂しがってる・・と、J君は感じているようです。

①の提案があったから、大きく混乱する事無く

新しい「3歳のTシャツ(78)」に進む事が

出来たのでしょうか?

本当の所は、Yさんにもわからないそうですが、

そうじゃないかな?と思っているようです。

暫くして、「くまさんTシャツ」は、ポチに譲り

毎日、ポチと「くまさんTシャツ」に

話しかけているJ君でした!

「3歳用の78のTシャツ」が着られなくなった頃は

ちょうど、ウルトラマンに夢中だったので

お気に入りは「ウルトラマンTシャツ」になっていき

小学生になった頃には、Tシャツへの拘りも

ほぼなくなったそうです。

拘りとは少し違いますが、「Tシャツ」への熱い思いが

あふれる、エピソードもありました。

20歳!今現在のJ君は?

夏用のTシャツは、ほぼ黒系!
冬用のトレーナーは、ほぼ白系のゆったりタイプ

勿論自分で選んで買います。

夏は、タンスの中が黒だらけ・・・

冬は、タンスの中が白だらけ・・・

お目あての服を探すために、タンスの中で

広げてみないと、全部ほぼ、同じ色なので

分からない状態・・服を探す度、タンスは散乱。

時々、タンスの中を綺麗に整理するYさんですが

気が付くと、ぐちゃぐちゃになってるそうです。

この状態でも、J君は気にならないようです。

 

2、3歳の子供に、納得させるのは

すごく根気がいるのですが、怒らずに

納得させる、Yさんの秘策には驚かされます。
J君は幼少期から、気持ちの優しい子だったんだなー

と、改めて感じました。

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