発達障害の社会人1年生「火の用心」年配の人への気配り

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

前回の記事の続きです。

前回、少しずつ皆に遅れて歩くようになった

年配の人を気遣って、先頭の役員さんの所へ行ったJ君。

何を伝えた?

※ブロサーの皆様が予想されていましたが、

どうだったでしょう?

 

 

社会人J君
社会人J君

ゆっくりしか歩けない年配の人に付き添って

僕たちは、ゆっくり行くので後ろを気にせず

先に行ってください

 

先頭の役員さんに伝えたJ君は

年配の人に声をかけます。

社会人J君
社会人J君

もう、ゆっくりで大丈夫ですよー

年配の人

「ごめんなー、若いのに偉いねー」

この年配の方が、1人でも「戸締り用心」と言うので

YさんとJ君も「火の用心」と続けます。

3人になると、口パクは出来ないので(笑)

J君も、Yさんも声を出していました。

このまま、ルート通り行くと、他の人達より

かなりの遅れになるので、

Yさん
Yさん

ちょっと近道しまようか?

年配の人

「そうやね(笑)、近道して合流しましょ!」

ちょっと近道したので、再びメンバーと合流!

年配の人を先頭に案内して、J君は再び後ろへ

またまた、ガードマンのマネをしながら

集合会場まで戻って来ました。

温かいお茶を頂き、そのまま帰ろうとしたら

役員の1人が、詰め合わせのお菓子の袋を

J君に渡しました。

役員さん

「ここで、休憩しながら食べて帰っていいんやけど

お兄ちゃん、帰りたいやろ?今日はありがとね!」

他のメンバーさん達は、その場で少し飲んだり食べたり

雑談を楽しむ様子。

J君とYさんは、お先に失礼する事に!

集合会場の玄関には出しっぱなしのスリッパが・・

すると、J君が全てのスリッパを棚の中に

直し始めました。

まだ、中にいる役員メンバーがたまたま出て来て、

役員

「お兄ちゃん、そのままでいいで~ 最後に

私らが直すから~」

社会人J君
社会人J君

ついでなので、大丈夫ですよ~~

そう言って、全て片付けて帰りました。

 

Yさん
Yさん

遅れた、年配の人への気配りや、スリッパの片づけ。

こういうことが、さり気なく出来る子に育ってくれて

本当に嬉しいです。

 

家に帰るとすぐに、ライン

「火の用心終了!」

「お疲れ様」

家族メンバーに即報告しているJ君でした!

 

さり気なく、人に対して気配りって

中々出来ないけど、自然に出来てしまう

J君って、ほんと良い子に育ったな~って

感心してしまいました。

自分の息子では無いけど、自分の息子の様に

誇らしいです。

 

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