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前回の記事
前回の記事の続きです。
朝の準備でも、とに角J君から見ると、エンジンがかかるのが
遅い様に見えるI先輩。
そんなI先輩の動きをJ君は、毎日見ています。
そして、J君が出勤してから仕事を開始するまでの時間で
やる事を、目で見てチェック。
元々、準備系(サブ的な事)は得意なJ君なので
ゆっくりマイペースで動く先輩を横目に
エンジン全開で動いて、次々と自分の物にしていきました。
J君は全て、目で見て学ぶ子なんです。
発達障害のJ君は、「目で見て学ぶ」事が身に付いているんです。
J君が出勤する前に、I先輩が何をしているのか?
段々と分かって来たJ君。
やらなくても、機械の周りを見ていたら
何となくわかるらしいのです。
社会人J君
オレが来るまでに、どんなことをやっているか
口頭で教えてください。
口頭で教えてもらって、頭に入れる!
朝からすぐに動く事の出来るJ君は、ゆっくりタイプの
先輩の動きは、口頭説明だけで理解できたようです。
エリア部長はそんなJ君に
「J君が、出勤してからやってる事は大体身に付いてるし、
今、I君が先にやってる事は、J君なら1回やれば
大丈夫やと思う。今のままで朝の流れは問題ないで。」
小さい頃、理解力が弱くて、苦労していたJ君でしたが
人間の本能?生きていく為に自然に身に付いた
「見て学ぶ=視覚支援」が今の、J君の助けになっています。
それは、いいとして、先輩に合わせようとしない
(出勤時間)
自分のスタイルを貫くのも、ある意味J君らしいんでしょうが、
こーゆー所は少し、心配でもありますね。
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