この記事を初めて読んで下さる方へ
J君が、小学校5、6年になった頃には
J君自身も発達障害について、少し理解し始めていました。
オレは、皆とは少し違う。皆より沢山努力しても
皆と同じように出来ない事もある。
とは言え、まだ小学生です。
現実に向き合うのは、難しい・・・
少し反抗期も入って来た頃で、「うるさい!」「関係ない!」「あっち行け!」
こんな言葉が多く出る様になってきていました。
しかし、いつの間にか泣いて暴れる事は少なくなり、
自分自身でも少しずつ変化が見られてきたように思います。
ある日の何気ない会話の中で
オレ、次生まれ変わっても、母さんの子で産まれてくるわ
ほんまに?又、自閉症かもよ?
又、自閉症でも、やっぱり母さんがいい!
なんで?
母さんとなら、一緒に苦労しても大丈夫!今もそうやろ?
小学校1、2年の頃は、「何でこんな子に産んだの?お母さん嫌いーー」
そう言ってた子が、5、6年生になり自分なりに、
障害とも向き合い始めているんだな~と感じました。
「やっぱりお母さんがいい!」この言葉は、私にとって
今までの苦労を全て吹き飛ばしてくれる
魔法の言葉でした。
中学生になったJ君は
小学生の頃は、1日に1時間は支援学級に行っていた為、
同じクラスの周りの友達も、皆「Jはちょっと違う子・障害がある」
そんな目で見られていた為、いじめ・からかいが多く、
中学になったら、皆と同じように過ごしたい。
知られたくない!そんな気持ちが強かったようです。
中学校側も、J君のそんな思いを尊重してくれて
入り込みスタイルにしてくれました。
周りの皆と同じように過ごす事は、J君にとっては
しんどい事なのですが、それでもそうしたい気持ちが
強かったみたいです。
学力面での苦労が1番大きかった中学生時代。
専門医の先生からは
専門医の先生からの話を聞いたYさんは
小さかった息子も、いつの間にか大きくなっていく
子供の成長に合わせて、親の変化も必要な時期です。
親も子供と共に、成長しているんですね
高校生になったJ君は
オレはもう、大丈夫!自分で考えて自分なりに
頑張っていく!
周りの皆と、全く同じ扱いをされたい!
それでも、苦しい時はオカンに相談する!
トゲトゲしかった反抗期も収まり、色んな意味で
大きく、たくましい子に成長していました。
Yさんが同じような子供さんを持つお母さんに伝えたい事
●「次生まれ変わっても母さんの子がいい」と言ってくれた
魔法の言葉!私も、同じ気持ちです。
息子の母である事が幸せです。
●現在は、社会人となり、働いている息子
ADHDとLDがあり、苦労の多かった学生時代でしたが
今の息子を見ると、これも個性の1つ!そう感じます。
●今、小学生以下の発達障害のお子さんを育てている
ご両親に、息子の話を伝える事で、少しでも今、抱えている不安が
和らいでくれたらな~って心から、そう思います。
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