J君とママの奮闘記 番外編 小学校低学年の頃のJ君とママの気持ち

番外編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

発達障害の診断を受けたJ君。

小学生の1、2年の頃にはJ君本人も

自分なりに、自閉症の事を理解しようとしている頃でしたが

●友達と同じように出来ない事が多い
●いじめ、からかいが日常的
●友達以上に努力しているのに、友達以上に苦労する日々

まだ、7~8才の子供です。

この頃のJ君は

●何で、僕だけ出来ない事が多いのか?
●頑張っても、頑張っても皆に馬鹿にされるだけ・・
●何で、僕をこんな子に産んだの?
●何で皆と同じように、産んでくれんかったん?
●お母さんのせいで、僕は虐められてばっかり・・・

苦しい現実に、泣いて怒ってパニックになる日々でした。

そんなJ君を見ているYさんは

●周りには、中々分かってもらえないけど、私は
息子の1番の理解者!どんな時もどんな状態でも
必ず、息子を支えて行く!
●しんどい気持ちは、全て私が受け止める!
●息子の前では、常に明るく前向きにいる!
●1番辛いのは、息子自身。変わってあげれない分
平常心で強い母親でいよう!

この頃のJ君は感情のコントロールが難しく、

 

J君

お母さんのせいや~~、お母さんが悪いねん!

お母さんなんて大嫌い!

 

怒り、泣いていたんですが、そんなJ君にYさんは

 

Yさん

お母さんは、笑ってるJも、泣いてるJも、怒ってるJも

全部大好きやで~

 

J君が3年生になった頃、相変わらず友達からの

からかいや、虐めが続いています。

自閉症に加えて、LD(学習障害)の苦労も大きく

書けない事に苦しむ時期。

この頃のJ君は

●しんどい気持ちは変わらないけど、自分なりに
友達にも、自分の事を話そうとしていました
★言っても分かってもらえない
お母さんや、先生だけが理解してても意味がない
★どうせ、僕は頑張っても、出来ない事が多いし
友達には追いつけない・・・

怒りの感情もありましたが、どちらかと言うと

悲観的と言うか、自尊心の低い子になっていました。

そんなJ君をみてYさんは

●いつまでも、泣いてる訳にはいかない!
●Jは男の子!強くならないと、虐めは無くならない!
●いつかは、息子自身が自分で自分の事を受け入れて
乗り越えていかなくちゃいけない!

J君の怒り、苦しさ、イライラを全て受け止めつつ、立ち向かえる様に

気長に伝え続けていたYさん。

 

Yさん

母親が強くあり続ける事は勿論!J自身が強くならないと

この先のJの人生は・・・ダメになる!

 

そんな気持ちが頑張っていたそうです。

専門医の先生からは、ADHDとLDの特長を持っているJ君は

●友達の3倍努力しても、友達の半分ほどの成果しか
出ない事も多い。
●3倍努力させ続けるのではなく、J君らしさを尊重する事
●出来ない事も多いけど、出来る事もある!
●出来ない事にだけ目を向けず、出来る事を伸ばしてあげよう!
●この先、高学年、中学生と進むにつれて、もっともっと
苦しい現実がやって来ます。
●検査をしても、J君の場合はグレーゾーン
グレーゾーンならではの苦労はこの先も
ずーっと続きます。
この頃のYさんは、ちゃんとJ君が成長してるのか?
少し不安にもなっていたようです。
次の記事では、J君が高学年になった頃の事を
書いていきたいと思います。
高学年になると、どんどん難しくなっていきます。
本人も苦しい現実にどうやって打ち勝って行ったのか?
そのあたりの気持ちも書いていきます。

コメント

  1. いごっそう612 より:

    自閉症スペクトラムは、親も大変ですけど‥一番は本人ですよね。
    うちの子も、『人生をやり直したい』とか最近言います。

    イジメを考えて、ボクシングを教えたのですが‥。
    腹が立ったら殴りに行きそうになり、逆効果でした。
    僕はダメな親です。

    Yさんの対応を見習い
    これからに生かしたいと思います。

    • ダメなうさぎ より:

      コメントありがとうございます。

      やはり、本人が一番辛いですよね

      イジメや、からかいは、学校へ行ってる間はありますよね

      そして、子供ってすごく残酷な面があるので

      傷つけられてしまうんですよね

      Yさんも、自分の育て方が合っているか間違っているか

      そんな風に考える余裕も無く、突っ走って来られました。

      今現在、Yさんの子育ては間違ってなかったな~って思えます。

      いごっそうさんも、ダメな親なんかじゃありませんよ

      子供の為に真剣に何かを考える親は、素敵な親です。