発達障害の高校3年生 顧問不在時の練習!キャプテンとしての資質?

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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春大会が終わり、1年生は家庭訪問があり

2、3年生は、三者懇談の期間に入りました。

前回の記事では、三者懇談の様子を書きましたが

今回は、1年生の家庭訪問の時に起こった事です。

野球部の顧問と副顧問は共に、1年生の担任の為

家庭訪問中は、中々練習に顔を出せません。

J君は練習前、必ず職員室で顧問と今日の練習のメニュー

について話をしていました。

顧問の先生
顧問の先生

家庭訪問あるから、行かれへんけどしっかり頼むぞ!

高校生J君
高校生J君

はい!

そして、グラウンドへ行き、部員たちに練習内容を伝えます。

高校生J君
高校生J君

まず、ランニングな!

副キャプテンK君

K君
K君

えーバッティング練習にしよーや!

顧問がいないと、3年生メンバーはJ君の言う事は聞きません。

(同級生だから?)

 

高校生J君
高校生J君

オレは、顧問からの練習メニューの通りにする!

他の奴は、Kと共にバッティング練習したいなら

行ったらいい。オレは自主的について来るヤツだけでいい。

Kの所に行ったからって気にしないから

自分の好きにしろ!

 

こういわれても、困るのは後輩達です。

キャプテンについて行くべきか?

副キャプテン側に行ってしまうか?

この頃はもう1年生も入部していますので

1、2年生が迷っているのを、J君もK君も分かっています。

 

K君
K君

バッティングしたい奴は、こっち来いよ~。

一緒にやろ!

高校生J君
高校生J君

行きたい奴は、行って来い!オレは無理やり強制はしない!

ただ、オレはキャプテンとして顧問と決めた

練習メニューをやるだけやから

K君
K君

T!(2年の副キャプテン)こっち来いよ!

高校生J君
高校生J君

T、お前はランニングかバッティングかどっちしたいねん

T君
T君

すみません・・・

J君は2年生のT君の様子を見ていて、バッティングに行きたい?

副キャプテンのK君の機嫌を気にしている?

何となくそんな様子だと思っていました。

高校生J君
高校生J君

気になるなら、行っていいぞ!

T君
T君

すみません・・後で戻ります。

高校生J君
高校生J君

謝る必要はない!1年も行きたい奴は行け!

J君のもとに残ったのは、3年のT君と、1年数名。

暫く2手に分かれての練習をしていると・・・

K君
K君

皆で、バッティング練習しよー!顧問おらんねんし!

高校生J君
高校生J君

オレは、メニュー通りや!

K君
K君

そんなに、走りたいんかーー(笑)

顧問がいないと、K君は自由にやりたがります。

顧問がいても居なくても、J君はメニュー通り!

J君の思いは?

●オレは、顧問が居るおらんで、態度を変える事が出来ない!
●副キャプテンのKは自由人。キャプテンのオレの言う事は
聞かないけど、チームの雰囲気を明るくするキャラ。
アイツが居るから、後輩は「練習が楽しい!」と思ってくれてる。
●オレとKで丁度バランスは取れてる?
●毎回、こうなっても何人かはオレに付いて来るからそれでいい!

こんな風に考えているJ君ですが、やはりYさんには愚痴る事も!

●Kは、顧問がいなかったら好き勝手にしすぎ!
●何かあっても怒られるのは、オレでKじゃない。
●皆を、1つにまとめれないのは、オレの力不足やから仕方ない。
●Kの機嫌が悪くなるのも、面倒やから何人かが
Kの方に行ってくれて、実はホッとしてる所もある。
●特に、2年の副キャプテンのTは、K側でいいと思う。

キャプテンとして、全員をしっかり引っ張れない自分に

悩んでいるJ君。

しかし、そんなJ君とは全く違うキャラのK君。

そんな2人ですが、とても仲が良いんです。(不思議なぐらい)

きっと、お互いがお互いの性格を理解してるのかな?

そして、顧問のいない時のチームの状態を、J君は顧問に伝えません。

伝えると、顧問は「まとめる力がない!キャプテンの責任!」

って事になるのも良く理解しているんです。

この状態は、後輩にとってはキャプテンのJか?

副キャプテンのKか?

どちらかを自分で選ぶのは、しんどいと思います。

ただ、J君とK君が仲が良いのが、救われるかな?

 

この後、新たなもめ事が起こります。

J君たちが3年になって間もない頃に、バスケ部が出来ます。

サッカー部 vs  野球部 クラブ同士の闘い!

J君は、キャプテンとしてどう対処してくのか?

明日又、UPしていきます。

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