発達障害の中学3年生 エンパワメントスクールでの公開授業参観と校長先生との懇談

自閉症の息子と母の奮闘記 中学校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

S高校で校長と懇談

秋になっても 毎月の様にS高校の説明会に行くJ君。

この日は 何時もの説明会が終わると、希望者のみ

親子で、校長先生と懇談が出来ます。

希望者が多かった為、かなり待ち時間があり

後ろの方の人は 先にランチにいったりしながら

順番を待っています。いよいよ J君とYさんの番に!

校長先生

「毎月来てくれてますよね~ いつもアンケートも

しっかりと 記入してくれてますね。中学での

成績はどうですか?」

Yさん
Yさん

成績はあまり・・成績表を持参していますけど

見られますか?

中学生のJ君
中学生のJ君

え??持ってきたん? ヤバイやん。。

校長先生

「大丈夫 ちょっと見せて」

「中々厳しいな~ うちに合格出来たら、学び直しが

出来るから分からないとこは、分かるようになるでー

過去問題は見たか?」

中学生のJ君
中学生のJ君

はい!国語はまだ 問題文が公開されてないんですけど

数学と英語はやりました。

校長先生

「どうやった?」

中学生のJ君
中学生のJ君

数学は8割ぐらい出来ました。英語は半分ぐらいです。

校長先生

「数学は出来るんやな 応用があかんねんな!」

色々と、中学の事や勉強の事をお話しし、中学の成績表は

テストの点数が反映される為、評価は低いのですが

J君の様な子に 是非入学してほしいと言われました。

(まぁ・・皆に言ってるとは思いますが・・)

合格基準は 説明会で話した通りなので

まずは、第1合格を目指して頑張ってほしいと言われました。

後は、評定平均を少しでも上げれるように5教科が

難しいなら 副教科を頑張って!

(これは、塾でも同じ事を言われてます)

そして、近々、公開授業参観があるので普段の授業の

様子を是非見に来てください!と言われたので

J君と一緒に 行く事になりました。

S高校公開授業参観

公開授業参観当日 色んな教室を廊下から見る感じで

回っていたら、1年生の数学をしていた授業の教室で

先生が突然廊下に出て来て、J君に声をかけたそうです。

「やろか? 入って一緒にやろ~」

引っ張られるように教室の中へ。

1番後ろの机に座らされて一緒に授業を受ける事に。

学び直しのクラスなのか、黒板に書いてある問題は

J君にもわかる内容だったそうです。

先生

「わかる人 手あげて~」

と、言いながら 明らかにJ君を見つめていたそうです。

J君も 雰囲気が分かり 苦笑しつつ 手を挙げたそうです。

先生

「お!!中学生が手を挙げてるから、答えてもらおう!」

高校生たちが一斉に 振り返った為、J君は

緊張しながら答えると

先生

「正解! 皆 拍手!!!」

教室中から拍手をもらったJ君は

恥ずかしかった様子で、お辞儀をしてから

席を立ち、教室の外へ・・

先生も、生徒たちも笑顔で見送ってくれたそうです。

そこから 体育館へ

ちょうど男子生徒が 体育でバスケ中でした。

J君は 高校生男子の迫力にびっくり!食い入るように見つめています。

 

中学生のJ君
中学生のJ君

やっぱり!バスケいいな~、オレ高校生になれたら

もう1回 バスケしたいなー。

Yさん
Yさん

え?野球か水泳って 言ってなかった?

中学生のJ君
中学生のJ君

野球はやってみたいけど こうやってバスケ見たら

もう1回バスケもやって見たくなる。

水泳はやりたいけど、S高校は水泳部ないやん

Yさん
Yさん

野球でも、バスケでもやりたい方をやったらいいやん

今度は両方見学いきやー。後 水泳だって

やりたかったら5人メンバー集めたら

同好会として出来るってゆってたよー

中学生のJ君
中学生のJ君

まぁ~な どっちにしても、まずは合格!せんとなー

 

色々、見学をして ますます S高校に行きたい

気持ちが強くなった J君。もうすぐ

公立高校の倍率が発表になります。

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