支援学級 連絡ノート(合科と自立の時間)続編

支援学級 連絡ノート(合科と自立の時間)続編
スポンサーリンク

スパッタリング技法で海の生き物を書く時間のエピソード

この日の合科は海の生き物をスパッタリングで書く事でした。

魚の絵を描いている時、1年生の子は1人では書けなくて、

固まってる状態・・他にも生徒が居るため、先生はあえて

支援の先生

J君! もーちゃんの事見ててくれる?

先生からのお願いされ、J君は すぐに もーちゃんの横に行き、

そっと寄り添っていたようです。そしてJ君のスパッタリングの

順番になった時

J君

もーちゃん、魚が上手く書けなくて困ってるから、

今、オレがなぞり式で魚を書いてあげてるから~

オレの順番は飛ばして、もーちゃんが出来てからで

いいから~オレは最後でいいで~

なんとも!頼もしいJ君の言動に、先生も感動されたそうです。

これは、J君がずっと漢字が書けなくて苦戦しているときに、

先生に なぞり式にしてもらっているからこそ!

家に帰ってきたJ君に Yさんがこの事聞いてみると・・

J君

もう・・支援ノートに書いてある通りや・・

何ともめんどくさそうに・・しぶしぶ話てくれます。

反抗期のJ君は、何でも話をしてくれた低学年の頃とは違い

学校の様子もあまり話をしなくなり、聞いても

めんどくさそうにしたり、「別にぃ・・」で終わりだったりします。

J君

オレも、書く事がしんどいから もーちゃんも一緒かな?

って思って。なぞり式にしてあげたら出来るかも?と思ってやっただけ

オレは5年やし、別にすごい事じゃないやろ!困ってる小さい子を

助けるのは普通の事やろ!

J君は下級生を優先する、優しいお兄ちゃん!

 

そんなエピソードがもう1つ!

この日の支援学級の合科は、1年から3年の7人と5年のJ君だけです。

初めに、名札をクリップで服に付けてから、活動スタートですが

1年生の2人が名札を付けれなくて、先にこの2人の名札を

J君が付けてあげてから、自分の名札を付けます。

名札を付けた子から、前に紙を取りに来る!事になっていたので

自分の事より、下級生を優先してあげてたんですね。

活動に入るときに、1年生の女の子が席を間違えてしまい、

移動しないといけない事に・・椅子と色鉛筆を持って

移動するのですが、両方持てなくて困っていたら

J君

オレが椅子持ったるから~色鉛筆だけ持ってきて~

こんな感じですぐ行動し、助けてあげてたそうです。

5年生になって、オレは高学年!の自覚が出て来てるようです。

そしてこれも、自分が低学年の時に 高学年の お兄ちゃん、お姉ちゃんに

手伝ってもらったり、助けてもらってた経験があったからこそ!

こうやって、支援学級でのお助けは、引き継がれていくんですね

クラスの方では、色々ありますが支援学級では、

頼れるお兄ちゃん! いいお話しでした~

 

支援学級 連絡ノート(合科と自立の時間)
小学5年生 J君の支援学級の先生からの連絡ノート ある日の 合科・自立の時間 5、6時間目が連続で行われますが 1、2年生は5時間目までなので事前に先生が、3年から6年の子に説明されます。 支援の先生 3年生以上は6時間目もあるから、5時間...

 



コメント