可愛すぎる「ゆ~き~やこんこ」

可愛すぎる「ゆ~き~やこんこ」
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J君が3歳から小1ぐらいまでの事です。

灯油の販売車(雪ちゃんマーク)

♪雪や こんこ あられやこんこ♪の音楽を流しながら回ってくる

灯油の販売車に、強い興味を示し、3歳ごろから小1までの約4年の間

♪雪やこんこ♪が聞こえると、外に出て30分近くこの販売車を追いかけ回って

いたそうです。もうすっかり近所では有名になっちゃったようで、

「灯油の販売車と共に、可愛い男の子が付いてくる」

そして灯油を入れる青いポリタンクの入れ物を、それぞれの家庭が

玄関の前に出していて、販売車の人がそれを後ろに運び、灯油を

入れてくれるのですが、この青いポリタンクにも強い執着があり、

毎回、灯油を入れている様子をずっと見づつけていたそうです。

いつの間にか、灯油の販売員さんとも仲良くなり、近所のポリタンクを

J君が車の後ろまで運ぶのが、日課になってました。

ここでの強いこだわりは、必ず何をしていても♪雪やこんこ♪が聞こえると

お風呂に入っていようが、ご飯を食べていようが、はたまた・・トイレの中でも・・

勿論、一人で出すわけにもいかず、ずっと灯油の販売車を、親子で

30分以上追いかける日々です。

ある日の事、風邪をひいたJ君が、保育園をお休みしてた日

♪雪やこんこ♪が聞こえてきました。

J君「♪雪やこんこ♪来た!行かないと!」

ママ「お熱があるし、お外は寒いし 今日はダメよ」

J君「いつも行ってるから、行きたい!見たい・・・」

起き上がることも出来ない状態なのに、必死で行こうとするJ君

いつも車は、家の周りを回った後、Uターンするので、

J君が風邪をひいて、外に出られない事、♪雪やこんこ♪が大好きな事を伝え

UターンしてJ君が寝ている部屋の前を通るときに、窓から覗くので、

手を振ってほしいとお願いしました。

抱っこして窓から覗いていると、灯油の販売車が少しだけ止まってくれて、

J君に手を振ってくれたそうです。J君はとても嬉しそうで、

そのまま 素直に寝たそうです。

♪雪やこんこ♪への強い執着は 小1まで続いたそうですが、

段々とお友達との遊びが、広がっていき 小2になる頃には音楽には

反応はしますが、ついて回ることは無くなったそうです。

これも1つの成長なんですね。

でも、勿論大好きなので「雪やこんこ ごっこ」もしていたそうです。

3歳の頃

持っていたおもちゃのトラックに雪ちゃんマークを貼り付け、

雪やこんこの販売車にしていました。このトラックとウルトラマン人形を

使っての 雪やこんこごっこだったそうです。

4歳の頃

ポリタンクが必要になり、洗剤なのどお徳用サイズのものを

ポリタンクの代わりにして、遊んでいたそうです。

5歳の頃

実際の灯油を入れる青いポリタンクと、灯油を入れるポンプを欲しがり、

(洗剤などのお徳用サイズのポリタンクではサイズも違うし色も違う)

しかし、Yさんの家には石油ストーブが無く・・・

好きすぎるJ君の為に、青いポリタンクと灯油を入れるポンプを購入!

それをもってJ君は販売員になり切って 遊んでたそうです。

遂には、販売車が来る曜日には、家の玄関に青いポリタンクを置いて

(勿論、販売員さんには伝えていたので、実際には灯油は入れませんが)

販売車が来ると、自分で青いポリタンクを運んで、灯油を入れる真似をして

遊んでいたそうです。

灯油を買うわけではないのに、週に2回ほぼ毎回のようにやってくる

J君を販売員さんも、温かく見守ってくださって、会うのを楽しみに

していて下さったそうです。

そして、お客様カード(雪ちゃんマーク付き)

このかわいいカードを特別に、J君にプレゼントして下さったそうです。

本当に優しい販売員さんですよね!

そして、春になり 灯油の季節も終わります。

灯油の販売の最後の日に販売員さんが、J君にお声をかけて下さいます。

「今日で最後やで、又 来年よろしくね!」

毎年、販売員の方が変わります おじさんだったり、お兄さんだったりと

でも、J君の事を皆さん伝えておいて下さって、販売の方が変わっても、

J君の事を知っておいて下さるので、毎年、販売車に ついて回って、

楽しく過ごしていたそうです。ご近所の方も、販売員さんも、皆さんの温かい気持ち

が伝わって来るような エピソードでした。

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