この記事を初めて読んで下さる方へ
最近、自分の機械以外にも多様な助っ人に
行く事になったJ君。
ある日の朝礼
部長
「1年前に出荷した商品の包装が、しっかりできて無くて
包装のやり直し返品分が届きます。
納期は、3日間です。」
どこの担当？どんな商品？皆、ソワソワしています。
商品名が告げられると・・
何と！J君の前任者だった、I先輩（退職）が作ったものでした。
と言う事は・・この包装のやり直しをするのは
J君なのです。
部長
「J君、自分がやった物じゃないけど、今は担当なので
何とか、3日間でやってくれ！」
やり直し作業は、一気に戻ってくるため、
スペースがありません。
その為、普段は物置になっている中2階と呼ばれている
場所で、作業することになります。
やり直し包装時には、ちょっと面倒なルールもあり
やり直す前の包装状態と、やり直した後の包装状態を
１つ１つ写真にとって、パソコンに入れていきます。
しかも、期限は3日！
他にもやらないといけない仕事も、複数あります。
3日間じゃ無理ですよ・・ほかにも仕事あるし
自分の機械の納期もあるんですよ・・・
エリア部長
「全部1人でやれ！なんて言わんから・・」
じゃ、手伝ってくれる人いるんですか？
いないでしょ？
この時点で、かなりイライラモードのJ君。
この日は、中2階から作業スタート！
まず、返品されてきた商品をケースから出して
チェックすると、確かに包装は緩んでいました。
は？なんでこんな適当なん？
ほんま、先輩！腹立つわ～！！
オレになんの恨みがあるねん・・
（心の声）
突然退職して、仕事は押し付けられるし
やり直しクレーム迄、回って来るし・・
イライラしながらも、1つずつやり直していくしかありません。
暫くすると、１Fの課長がやって来ました。
１F課長
「やっぱり、1人かー。手伝うわー」
ありがとうございます。では、2手に分かれて
進めましょう。
１F課長
「いやー。この包装やったことないねん・・」
包装のやり方を始めから説明してる暇などありません。
じゃ、何しに来たんや・・
（心の声）
１F課長
「何か出来る事あれば、何でも言ってくれ」
とに角、納期まで時間が無いので
ここは、気を使っている場合ではありません。
この３つの作業をお願いしました。
2人は、手を止める事無く会話も同時に行います。
１F課長
「何でも、J君に回って来る感じやな・・」
もう、知ってると思いますが、
僕、退職を希望しています。
１F課長
「あ～、まぁ聞いてるけど・・・J君が辞めたら
２Fは大変な事になるやろな・・」
今まで、若手社員が辞めて行っても
その原因をちゃんと考えたり、改善しようと
思わないからでは？
オレ、まだ2年目ですよ？たった1年の経験しか
ない社員が、辞めたら大変って！思いません？
おかしいでしょ？
作業を続けるJ君と課長
会話はまだまだ止まりません。
どんどん、ヒートアップ？
明日、続きをUPしますね～
コメント