発達障害の社会人1年生 J君大丈夫?暴走ルーキー??

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

J君は、4年目の先輩と引継ぎ期間の頃は

機械のスピードを、80設定でスタート。

慣れてくると、80のスピードが自分の動きに

合わなくて、100に上げていました

そして、先輩がいなくなり、J君が1人で回す様になってからは

120に設定!

J君にとって、この120のスピードが

丁度よい感じのようです。

毎朝、初めの1回だけは、全機械低速で回す決まりがあります。

J君の機械の低速設定は「30」

80でも遅くて、やりにくいと感じるJ君なので

30は・・しかし、こればかりは守らないといけません。

1回だけ、30の低速で回したら

2回目からのスピード調整は自由!

とは言え、ほとんどの人は

30→50→80→100

段々とUPしていき、自分に合うスピードまで

上げていきます。

でも、J君は?

30→120 一気に120まで上げます!

機械音は、スピードが速くなればなるほど

大きくなっていくので、エリア内では、段々と

機械音のボリュームが上がって行くのですが、

J君だけ30→120に設定する為、

J君の周りだけ、機械音のボリュームが一気にUP!!

初めのうちは、周りのベテラン社員達も、つい、振り向くほどの

音の差で、驚かれていたようですが

これが、J君スタイルと理解してもらってからは

「最初の1回目だけは、あかんぞ~~。我慢やで~」

声をかけられます。

そして、一気に120設定になると?

「お~!始まった~~(笑)もう、目覚まし時計やな~」

「いきなりアクセル全開やな~」

「お!暴走ルーキー!今日も元気やな~」

「おい!大丈夫か?機械!!(笑)」

こんな風に言われながらも、J君の独特なスタイルを

否定せず、見守ってくれています。

そして時々、

部長

「J君、今はスピードいくつまであげてる?」

社会人J君

120です。

部長

「やるな~!無理せんと、時々は下げたりするんやで」

社会人J君

下げる?上げるでは?(笑)

どうやらJ君は、120で固定せず、まだ上げていく

つもりでいるようですね。

ただ心配なのは、機械が古いタイプなので

いつ、故障してしまうか・・・

J君も、故障されると困るので、毎日やってる事があるそうです。

 

そ・れ・は?

 

 

社会人J君

オレ、相棒(機械)が故障専用に、毎日

話しかけてるねん。

 

社会人J君

★おはよ~~今日も元気に頼むぞ!
★気合入れていくぞ~
★その調子頑張れ~~

Yさん

で、相棒はこたえてくれるん?

 

社会人J君

おう!例えばな~

気合入れていくぞ!って言うと「ブル~ン」

元気に頼むぞ!って言うと「ブルン、ブル~ン」

って返事してくれるで~~(笑)

 

 

Yさん

息子にとって、機械は相棒で、毎日

相棒と会話してるんだそうです!

機械音の「ブルーン、ブルン、ブルーン」のマネが

結構リアルなんです(笑)

 

先輩がいなくなって、大変な状況の中でも

少しずつ、J君らしさを取り戻し、頑張ってる

姿を聞く事が出来て、安心しました~

 

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