発達障害の社会人1年生 仕事上の拘りにどう対処する?前編

J君の奮闘記 社会人編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

配置換えになったばかりのJ君。

配置換え前は、本社2F勤務

配置換え後は、本社1F勤務になります。

始めは不安の大きかったJ君ですが、行ってみると

4人体制のまとまった感じで、年齢差はあるものの

居心地いいと感じているようです。

仕事にどんどん慣れて行ったJ君は、40代の

リーダーに対しても、思った事をストレートに伝えます。

リーダーは、J君が新入社員で異動したばかりなので

何かを頼む時、

リーダー

「○○に使う袋の準備の準備して!」

J君は、袋の種類もいくつかあるので、確認の為

社会人J君

サイズは何ですか?

すると、リーダーさんは袋が置いてある場所まで行って

自分で出してきて、J君に教えます。しかし・・

 

社会人J君

それでは、いつまでたっても、覚えれないので

種類や、大きさ、Noなどを口で指示して下さい。

置き場も自分で覚えたいです!

 

リーダーさんは、優しい人なのでJ君が少しでも迷ったら

すぐに近くまで来てくれて、自分で取ってしまう様です。

J君は、備品関係は種類も、いくつかあるので

自分で探したり、(見つけたり)しないと覚えれない!

だから、口で指示してほしい!と思ってる様です。

1Fのメンバーは、そんなJ君の事を、自分の思ってる事を

はっきり言える子だな~って感じているようです。

リーダー

「今日の分に使うサイズのケースを前に出しておいて」

社会人J君

サイズは?

リーダーさんが動こうとしたとき、

 

社会人J君

ケースの場所は分かります。サイズだけ教えてくれたら

探せるので、サイズを言ってください!

 

こうして、リーダーさんに付いて来てもらわない様に

言い切るJ君。

そして、細々と色んなものが入ってるケースを探しますが

1段づつ開けて確認するのは時間がかかる為、

 

社会人J君

このケース、中に何が入ってるか

引き出しに書いてもいいですか?

 

J君は、1から全てを覚える為、時間がかかります。

リーダー

「好きにしていいで~」

少しずつですが、自分なりに覚えようとしているJ君。

そんなJ君ですが、ここで発達障害の特長ともいえる

こだわりが出てしまいます。

仕事の中で、メンバーがそれぞれ小さなシールを使うのですが

その度に、シートからシールをはがすのは効率が悪いため

シートを外すと、一列にずらっとシールが貼れる場所があり

作業中に少なくなると、誰かが又シートごと1列に貼り付け

使っていきます。

このシールを貼るスペースが、気になって仕方のないJ君。

どんな風に気になるのか?

●まず、シートから外すときに、真っすぐじゃなくて
斜めに貼り付ける人がいる。
●作業中に、取って行く為、端から順番じゃなくて
バラバラに取る為、歯抜け状態でシールが残る。
●シールの目的は、「取りやすく!」なので
真っ直ぐにはるとか、順番に取って行くのは、重要ではありません。

J君も、よーーく分かっているのですが、目に触れてしまうと

気になって、ソワソワしてしまうのです。

他のメンバーも、うすうす気が付いてる様子です。

 

こんなJ君は、このシールに対しての拘りに

どう対処していくんでしょうか?

このこだわりの為に、メンバーにどう思われるのか?

気になるところですが、明日又UPしていきます

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