発達障害の高校3年生 顧問との脱線話の内容と顧問の思い!

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

前回の記事で、発達障害の事を企業に伝えるか否か、顧問と面談をしたYさん。

顧問との面談を終えて、帰宅したYさんにJ君からの突っ込みが!

高校生J君

どうせ、今回も脱線したんやろ?

Yさん

してない!真面目に進路について話したでー!(笑)

高校生J君

嘘つけー!笑ってるやん!で、オレの事企業に言うの?言わんの?

Yさん

言わなくてもいいって~

高校生J君

良かった~~

高校生J君

で!脱線は、どんな話で盛り上がったん?

しっかり、バレバレだったので脱線の話をします。

★J君の特徴を解ったうえで、キャプテンを任せたけど
期待以上に応えてくれて、やり切ってくれた!
★色々思う事はあったと思うけど、最後までやり抜いた事は
これからのJ君本人にとっても、今後の人生においても大きいと思う!
★キャプテンと言う立場は、しんどい事が多いが誰でもが
なれるわけじゃないし、得るものもある!この学年の中で
間違いなく1番の成長をしてくれた。
★J君の頑張りが、この企業への「推薦」にもつながっている!

ストレートにJ君の事を労って、誉めてくれた顧問でした。

顧問は、見方によっては、「放任主義」の様にも見えますが、

ここの学校はどちらかと言うと、進学より就職の方が多いため、

自主性を育てたり、責任を持たせたりと、社会勉強の為に

なるべく自分たちで!と言うスタイルだったようです。

 

Yさん

顧問の思いを息子に伝えると、とっても

照れくさそうに笑っていました。
顧問からこの話を聞いた時は、私も
正直、嬉しさと照れくささが混じった気持ちでも

ありました。

そして、最後の夏大会の話もしてくれました。

「猛暑」「怪我してるメンバー」などもあり、人数の少ない

チームなので、メンバーの交代をする時は、

誰かが下がり、誰かが出るパターンでは無く、

ポジションチェンジのパターンになります。

そのメンバー交代は、キャプテンが審判に伝えますが、

この時のポジションチェンジは少しややこしく、

顧問からキャプテンに口頭で伝えられ、それをそのまま

キャプテンが審判に伝えます。

その時のJ君は、ポジションチェンジを焦る事無く

落ち着いて伝えれてる様に、周りからは見えました。

 

高校生J君

あの時、ややこしいポジションチェンジを、混乱せず

伝えられたのは、なんでやとおもう?

Yさん

ん~~~。なんか秘策でもあったん?

複雑な事を、1回の口頭のみで理解し、そして正確に伝えるのは

J君にとっては、苦手事の1つです。

何故、混乱する事無く伝えられたのか?

顧問がJ君の事を理解している!この一言に尽きる作戦がありました。

日々猛暑!今年の夏大会はポジションチェンジが多々あると

感じていた顧問は、日々の練習の中で、色々なパターンの

ポジションチェンジをJ君に伝えていました。

伝えられたJ君は、そのまま部員にチェンジの指示をします。

日々の練習の中で、顧問はJ君に口頭で伝え、それを正確に伝える!

そんな練習をさせていた様子でした。

J君の性格や、特徴を理解してくれてるからこその、配慮だったと思います。

そして、企業の面接が遅い事も、J君に伝えたYさん。

高校生J君

なんで、そんなに心配なん?信じて待ったらいいやん。
オレは顧問を信じてるから!待つのみ!
オカンは、心配しすぎやねん。

何故、Yさんが必要以上に心配してるんでしょうか?

Yさんの思い
中学3年の時の、高校受験で公立高校の合格発表の
時の息子の顔(自分の番号が無かった時)が忘れられず、
この面接と重なってしまう。
夏休みから、コツコツと真面目に就活してきて、
「推薦」もしてもらえたのですが、面接は11月もしも!
不採用だったら??あの時の息子の顔が脳裏に焼き付いて・・
どうしても、不安がのしかかってくるのです。

 

高校生J君

高校受験の時と、今とは違う!もし、仮に不採用になっても

オレは、絶対に切り替えて、次に向けて顧問と一緒に

頑張るから!心配せんといて!

Yさん

私も、息子の強さと顧問を信じて、可能な限り

平常心で、待ってみようと思いました。

 

いつの間にか?こんなに強くなったJ君。

気持ち的には対照的な親子ではありますが、

企業面接までにする事は、履歴書作成!

まだまだ時間がありますが、書く事が苦手なJ君にとっては

又、しんどい事になりそうです!

履歴書のエピソードは、もう少し先になります。

 

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