発達障害の中学3年生 忘れられたサポートシート!

自閉症の息子と母の奮闘記 中学校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

引き継ぎシート(サポートシート)

卒業式も終わり、後は高校入学を待つだけ!

高校の入学式までにやる事!

● 入学説明会
● 制服採寸
● 教科書購入

もう、気持ちは高校入学に向かっています。

そんな時、突然中学校の支援学級の先生から

電話がありました。

 

支援学級先生

お母さん、すみません。高校に提出するサポートシート

(引き継ぎシート)の確認をすっかり忘れてまして・・

申し訳ないんですが、至急お越しいただきたいのですが・・

Yさん

息子は、高校では支援は受けないし、

公表もしたくないと言ってますので、

提出しなくてもいいですよー

支援学級先生

そういう訳にはいかないんです・・

Yさん

じゃー先生にお任せします。

支援学級先生

いえ、保護者の方の同意が必要なんです。

仕方なく、急遽中学校へ

支援学級も、中学からは籍を置いていただけなので

サポートシートも簡単なものだと思っていましたが

思ってた以上に細かく書かれていた為、驚きました。

シート内容を確認して、このまま高校へ提出してよい場合は

同意にサインをします。

訂正する場合は、すぐに訂正をしてくれます。

Yさんは、この3年間で支援学級の懇談に参加したのは

中1の入学式前日と、中3の初めの進路相談懇談

2回のみなので、無関心とも取れる保護者だったのに

わざわざ、時間を取ってくれた中学側に、感謝する事はあっても

意見する事など無かった為、そのまま同意にサインをしました。

次に、支援学級の先生から、受験の事を聞かれます

何となく、この流れになるかな~と予想していたYさん。

☆初めてのエンパワーメントスクールの受験
☆発達障害の子が、味わった不合格の結果・・

次の支援の子達の参考になるならば!

そう思ったYさんは、保護者としての思いを全部話します。

親として、一番後悔してる事と、要望

例え、息子がエンパワメントスクールを強く望んだとしても、
エンパワメントスクールは2月受験!
もしもの時もしっかり考えて、3月の一般公立受験の準備もするべきだった。
公立受験には、自己申告書が必要なので、自己申告書は
それぞれの高校の、アドミッションポリシーと合わなくてはいけない為
説明会に参加する必要があります。
これを、同時進行していかないと間に合わなくなります。
中学生は反抗期!その為、やりにくい事もが多く、塾だけでは、限界があるので
今後、支援学級の子がエンパワメントスクールを望んだ場合
息子の事を話してくださってかまいません。
なるべく早い段階から、2月のエンパワメントスクールと3月の一般公募
この2つをセットで考えるように、中学側からも伝えてほしい。

Yさんの思い

私たち親子も、勿論落ちた場合どうなるか!
分かってはいたけど、いざ不合格となると、何も考えれなくなりました。
でも、3月の公立高校の出願のタイムリミットはすぐです。
中学三年は、まだ15歳。
15歳の子が全てを考える事は無理です。
親として、息子の為にもっと選択肢を増やしてあげるべきだったと
今では、深く後悔しています。

Yさんは、合格発表の日のJ君の顔を、忘れる事が出来ないそうです。

支援学級の先生に、親の思いを伝えたYさん。

エンパワメントスクールの魅力と、倍率の高さ!

この、倍率の高さは甘く見てはいけないと言う事!

今は、Yさん親子共々、私立K高校への入学に

気持ちの切り替えも出来ています。

 

中学生のJ君

K高校に入学して、今度こそ前進してみせる!

卒業する時、K高校で良かったと思えるように

頑張って見せる!

 

こんな風に言ってくれるJ君の思いが、Yさんの(後悔の念)を

落ち着かせる事になりました。

 

Yさん

エンパワメントスクールS高校の不合格!

この事が、より息子を強くしてくれたような気がします。

 

あれだけ、拘ったS高校だけど、「縁」が無く、家の近所で

興味も示さなかったK高校と「縁」があった!

きっと、J君にとっていい方向に向いてくれると思ってる事。

Yさんは、胸中を全て支援の先生にお話ししたそうです。

 

Yさん

高校とは・・

どこの高校に行くのか!が大事では無く、

行った高校で、何をするのか?が重要だと

今はそう思ってます。

 

中学校編の記事はこれで終わりになります。

次から、高校編の記事を書いていきますので

よろしくお願いします。

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