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J君の受験する公立高校 エンパワメントスクールS高校
一般の公立は、３月に受験ですが、エンパワメントスクールは２月。
私立受験のすぐ後になります。
J君の通う中学からS高校を受験するのは、J君のみ！
最終の倍率は、少し下がりましたが 2.3倍
やはり、高い倍率です。
出願の日は、中学生なので帰りのホームルームまでに
中学校へ戻って来ます。
S高校は、電車を乗り継ぎ約１時間。
お昼のお弁当を食べてから、担任とクラス全員に
見送られて、１人で出発します。
気を付けて！最寄り駅に着いたら
学校に電話するんやで！
クラスの友達もそれぞれに、応援の言葉をかけます。
「頑張れよ～」「迷子になるなよ！」
「帰ってくるの、待ってるからな～～」
はい！では、行ってきます！
中学校に電話する事になっています。
公衆電話を使った事が無かったので、何日か前に
公衆電話から電話をかけるのを練習！
J君だけでなく、結構使えない子が多いそうです。
明日、願書提出やんな、もう何回も説明会行ってるから
１人で大丈夫やろ？
勿論！心配なのは・・公衆電話や！
お母さん仕事やし・・ばーちゃんついていこか？
Jちゃん１人やろ？
ついてこんでええわ！１人でいけるって！
何かあったらどーすんの？電車止まったらどうする？
もー、仮に電車止まったら、他の中学からの
出願の子も一緒やし、中学の先生もその辺の
情報は集めてるねん！
ついて行ったらいいやん。１人じゃ心配や・・
も！！！１人で行ける様になる為に、毎月説明会に
行ってたんやで！１人で行けるの！大丈夫やから、
絶対について行ったらあかんで！
いつまでたっても、J君を小さい子供の様に思ってる
おじーちゃんとおばーちゃん。
Yさんも、かなり過保護だと思いますが、
おじーちゃん、おばーちゃんには負けますねー（笑）
家族からも、学校からも見送られ、１人で願書提出に！
何事も無く、最寄り駅に着いたJ君。
まずは、公衆電話です。駅の公衆電話には、他の中学の
子達も並んでいて・・・
この列に並ぶと出願が遅くなり、帰りのホームルームに
間に合わないと思った、J君は・・・
帰りに電話でいいや～
そう思い、電話せずに、S高校へ。
一方、中学校の職員室では、電話が中々鳴らず・・・
J君からの電話が無く、心配・・・・
出願を終えて、帰りの駅でやっと中学へ電話をかけたJ君。
こんなマイペースな所は、Yさんとよく似ています。
中学に戻ると！
「おかえり～～～」
「ただいま～～」
J君も帰って来たし、帰ろか！
「さようなら～～」
出願も済ませた、J君。
いよいよ！受験の本番を待つのみです！
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