小学校6年生のJ君ですが、やはり様々なこだわりが有る為
人の何倍も苦労をしてしまいます・・・
支援学級の宿題で、プリントの裏に
カタカナ勉強会の問題がありました。
(J君は、まだ全てのカタカナが覚えられていません。)
カタカナ勉強会の問題は、「ヂ」と「ン」の付くもの
別に頭文字でなくてはならない!と言う問題では無いのですが、
ここでJ君のこだわりが炸裂!
まず「ヂ」から始まる言葉が思い浮かばず、辞書を引く!
散々辞書とにらめっこ!
なんだか・・崩せないこだわりは苦しいけど、違う意味で
辞書を引くと言う事は いい勉強かも~~?
なんて思ってるYさんはJ君の宿題にとことこん お付き合いします。
私は、ただ見守ってる?待ってる?だけなんですけどねー
さすがに、「ン」が頭文字の言葉は・・
「ン」から始まるものなんて、ないやん!
頭文字って書いてないんやから、言葉の中に「ン」が入るもの
で考えたらいいやん。「ヂ」も一緒やでー
そらあかんわ~。「ン」は「アリマセン」やな!「ヂ」は探したら
あるかもしれへんやんか!
毎回・・こだわりの為 時間がかかります・・
・・・今日は何時間かかるんやろなぁ・・と心の中で思うんですが、
これが Jちゃんらしさなので・・仕方ないですね
○が付く、レストランのメニューを書く!
(この○の部分に問題が書いています。例えば「ア」と言う感じです。)
この問題も、別に頭文字でなくても良いのですが、
ここはJ君のこだわり・・
問題の中に「ペ」を使ったレストランのメニューがありました。
ちょうど、同じ年のいとこが泊まりに来ていた為、
いとこと2人で考えていました。
2人で考えても思い浮かばず・・・
もう!わからんからー 空けとくわ
分からんかったら、空けといたらいいやん。
オレはいつもそうしてるで!
J君は以外にも、あっさりその言葉を受け入れて、分からないとこを空白に!
今まで、何年もかけて何回も、先生や親が言い続けても、
受け入れられなかったのに・・
同じ年のいとこや、友達の言葉なら、受け入れられるようです。
支援学級への提出する直前に「ペン」と書いたようですが、
レストランのメニューではないですよね・・
でも、どうしても気になり頭文字で思い浮かぶ「ペン」
を書いていたそうです。
ペンは食べ物ではないけど、思いつかんかってん・・
先生が考えてた答えは、ペペロンチーノやで~
何それ!食べ物なん?オレはな~ スペシャルドリンクやと
思っててんけどな~ 頭文字じゃないから嫌ややねん。
スペシャルドリンクで正解やん!頭文字にこだわらなくていいんやで~
分かってるよ!でも、無理やわ~~(笑)
やっぱり・・このこだわりは 崩せないんですね・・・
今回は、友達やいとこの言葉を受け入れる事が
出来たのは成長です。結果は空白のまま提出は出来なかったけど、
その時に、パニックにならず 一旦空白に出来たですからね!
少しずつ成長を見せてくれているので、頑張ってほしいですね
コメント
以前にも書きましたが、辞書を引くことは決してムダではありません。わたしの体験談で申し訳ないのですが、
英語がすごく苦手でしたが学校の方針で英語ができないものは容赦なく留年させられるんです。
その年でバラツキがありますが、1学年で40~60人は留年させられます。
で、自分の希望する学部にも進学することができないので・・・
ですから、もうがむしゃら死に物狂いでにわからない単語を引いて引いて引きまくりました。
新品の辞書が3ヶ月後には開ききって、もう引けなくなるくらいになってしまいました。
その間、睡眠時間は2~3時間でした。 その結果、ある日突然今までちんぷんかんぷんだった
長文が苦にならなくなりました。 これには自分でも驚きました。
ですから、Jくんが辞書を引きまくっている作業は決してムダにはならないと感じるのです。
なんとかわたしもJくんが良い方向に向いてくれる方法を考えてみます。
だって、こんなにがんばっているんですもの!!
はてブ・応援ポチさせていただきました。
ブログ更新を楽しみにしています!!
わたしの体験談など参考にはならないかもしれませんが、少しでも応援したいと考え
書かせていただきました。
コメントありがとうございます。 このコメントをJ君のママも見て、とても喜んでおられますよ。
J君も素直でいい子に育っております。 辞書を引きまくるのは無駄にならないとのお言葉は、
非常に力になると思います。 毎日更新しておりますのでよろしくお願いします