小学5年生のJ君! 支援学級の連絡ノートより抜粋
支援学級の参観で合奏があるのですが、曲自体は 3年生の音楽から
抜粋された為、3年生以上なら誰でもリコーダーは吹けるレベル!
誰が、何の楽器をするか決める事に。
3年生 3人 4年生 1人 5年生 J君 6年生 1人
計6人ですが、誰もリコーダーに手を挙げてくれない・・
(支援学級の子供たちは、リコーダーが苦手な子が多いそうです。)
無理かも・・無理・・・リコーダー嫌だ・・・
この様に思うJ君! このパターンは様々な場面でよくあるそうです!
頑張ってしまうんでしょうね~
オレが、リコーダーするわ!
J君は、1番に手を挙げてくれました。リコーダーは2人なので、その後
何とか、4年生を説得して やっと決まりました。
自分からやる!と言い出したものの、元々リコーダーが苦手なJ君。
「ソ」の音が上手く出なくて、イライラ・・・
リコーダーに当たりだし、上手く吹けない自分自身にも イライラ・・・
とうとう!怒り出し、泣き出します・・
支援学級の(ひかり)の先生は見慣れた光景だったようですが、
別のクラス支援学級(ひまわり)の先生は、J君のこんな姿を見るのは
初めてだったので
J君の担任の(ひかり学級)の先生は、自分からリコーダーと決めて 頑張ろうと
しているので、何も言わず、関わらずに見守っておられたそうです。
先生が、J君の成長を感じた事!
他の子達も、そんなJ君に一切触れず自分の楽器の練習に、専念していたそうです。
そして翌日!
リコーダーが苦手な子の為の支援 の勉強会で教えて貰った方法を
試すと、ちゃんと「ソ」の音が出るようになったそうです!
この方法は、少しリコーダーに細工をする為、目立つので先生の
リコーダーに細工をしてくれて、練習!
J君はその細工の事は気にしないで、気持ちよく音が出る事に
大変喜んでいたそうです。
参観日当日!
1年から6年までの子供たち!皆 本当によく頑張ってくれました。
J君のリコーダーも 堂々と吹いてる姿が、なんだかお兄ちゃんらしく
に感動しました。
支援学級の先生の連絡ノートよりの抜粋ですが、ここでも
J君の 高学年としての自覚や、成長が良くわかりました。
ちょっと頑張りすぎちゃうんですね・・
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