小学５年生、プチ反抗期のJ君のコツコツ度がわかるお話しです。
５年生の７月、持ち帰りの裁縫の宿題があります。
「クラスで一番オレが遅いねん・・」と しょんぼりな顔？？
いえいえ、スッキリ顔でそういいます。
確かに、１針 １針 すごーーく時間がかかるんです。
それでも、ずーーーっと集中して縫い続けている姿は・・・
Yさんから見ても 本当に怖いぐらい！ だったそうです。
「難しいねんけど、オレ 多分裁縫好きかも？」そう言っていたJ君
実は Yさんも 裁縫がお好きだそうです(笑) 親子なんですねー
この持ち帰りの裁縫は、布の一部に※ ５－２ ○○○○（名前） ※
を縫うだけなんですが、それでも ２時間かかったそうです。
全くイライラすることも無く、びっくりするぐらいの集中力で縫っていたそうです。
そして、夏休みの宿題でも、手縫いの ぞうきん
タオルをぞうきんのサイズに折って ４辺すべて縫って、
真ん中に バッテンを 入れて縫うものですが これも、何と・・・
４時間２０分かけて 縫いあげたそうです。驚くべき集中力！
この集中力が、他の勉強の時にもあったらいいのに～～と
笑って話されていた Yさんでした。
反抗期の入り口で 難しい J君ですが、面白いエピソードがあります。
インフルエンザで学校をずっと 休んでいて、通院してる病院も、予約変更し
少し元気になってからいく事に。
病み上がりで 少々だるそうなJ君でしたが、名前を呼ばれて診察室に入るとすぐに、
「昨日まで、インフルエンザだったんですけど、入っていいですか？」
先生も 笑いながら、「ここは 病院やから 大丈夫やで！」と答えて下さったそうです。
真面目に、病院の先生に聞いているJ君が かわいいですねー
鳥取から おじいちゃんの知り合いの人が来た日の事
家のお風呂が小さいタイプなので ２泊３日の間 近くの銭湯に行く事に！
次の日の支援学級でのスピーチの時間では、
J君「銭湯に、２日連続で行くと、この子家にお風呂ないんかな？って
思われてしまいそうで、ちょっと 嫌でした！」
このスピーチを聞いた先生は、 すごい発想で 思わず笑ってしまった！と
連絡ノートに書いてあったそうです。 なんとも ユニークですよねー
支援学級での漢字の時間
「候」 この漢字を書くときに、「ユ」この部分が思出せなかったJ君
悩んでいると、先生がヒントを下さいました。
「そこの部分は、カタカナが入るよ～～」と！
すると・・・何と J君は「ア」から 順番に１つずつ書いてみて、
探し始めました。「ユ」にたどり着き・・・長かった～～～～～！！！(笑)
「ア」から「ユ」まで 書き続ける J君の執念もすごいけど・・
それに 付き合って下さった先生も すごいですよね！
さすが、支援学級でずっとJ君を 見守り続けてくださった先生だけの事はありますね
Yさんは 感謝のお気持ちでいっぱいだったそうです。
塾の自習室に行かない日
家でも１人で宿題をするようになってきたJ君
今日も、そろそろ宿題かな？と思ったYさんは 台所の方へ移動します。
すると、勉強道具を一式持って J君も 台所へ・・
Yさん「どうしたん？」
J君「なんか、台所の方が テレビも無いし オモチャも無いから
集中できるかな？って思って！」
Yさん「そっか～じゃ～ お母さんは あっちの部屋に行ってるね！」
J君「 そうじゃなくって～～たまにはな 一緒でもいいやん！
毎日、１人じゃ 寂しいし～～ な？？な？？」
Yさんは、なんだか こんな時は かわいい！！って思ってしまうそうです。
反抗期に入っても こんなに可愛い一面をのぞかせるなんて！
発達障害のお子さんはピュアな部分が 沢山あるので かわいいですね！
この可愛さが ずっと続いてほし～～とか 思ってしまいます。
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