小学3年生のJ君の、とってもユニークなお話をお伺いしましたので、
ご紹介したいと思います。 何ともJ君らしいエピソードです。
忘れたわ~と言いながら 色んな事を覚えてるJ君
支援学級で、3-1のクラスで行った理科のテストを、再チャレンジする事になり、
★再チャレンジとは、少し説明すると解けそうな所があったため、
ゆっくり説明して、もう一度やってもらう事です。なので、このままの点数か
これより上がるかのどちらかです。★
先生「テストの点数が下がる事はないよ このままか 上がるかのどっちかやで」
J君「もう、忘れたからさがる~~~」
先生「下がる事はしないから~」
J君「だってーーー表の 光の問いは○○○○で~~裏のいっぱい書くところも
○○○○ やったやろ??」
忘れたって言いながらも、テストの内容を細かいところまで覚えていて、
嫌がってるJ君に 先生は笑ってしまったそうです。
★ 別の日の支援学級での事
その日は通院している病院での療育日 終わってから学校へ
支援学級の時間のスピーチで「今日の療育でした事」
をテーマに話をしてもらう事になります。
J君は「①勉強 ②リラックス ③おやつ ④ ママと先生がお話し」とスピーチ
先生「勉強はどんなことをしましたか?」
J君「いろいろ~」
先生「いろいろではわかりません」
J君「もーーー 6こ やってん!」
先生「どんな事?」
J君「ええ??説明するの? しゃーないなー」
① 服をたたむ
② 折り紙で形を作る 今日は栗!
③ 買い物をする勉強
④ ”きりん”をなぞる
⑤ ”サーカスをする人”を切って貼り付ける
⑥ 先生とすごろく
これで、満足ですか? 栗もおりましょうか?」
と言って 栗まで折ったそうです。 「いろいろ」なんて言いながら
細かく全てを説明してくれたJ君に びっくりな先生でした!
★ 支援学級でのユニークスピーチ
J君「将来は 魚取りの名人になってテレビに出たいです。」
先生「どんな魚を釣りたいですか?」
J君「むっちゃ大きい魚」
先生「どのぐらいの大きさですか?」
※ 両手をいっぱい広げて ※
J君「こーーーんな 大きな サンマです!」
先生「そんな大きいサンマだったら、確かにテレビに出れるな!」
と大笑いされたそうです。魚が サンマってのがなんとも可愛いです
★支援学級での漢字プリント
書くことが苦手なJ君 「漢字」は支援学級で1年生の漢字をやっています。
ある日の漢字プリントで せんせい□□ の なまえ □□ の問いで
答えは (先生、名前) なのですが、支援学級の先生の名札を
じーーっと見つめて、答えを(F田、先生)と書きます。
先生「先生の名前を書くんじゃなくて、問題通りの漢字だよ」
J君「そうやー だから F田先生で 合ってるやん!」
あまりにもJ君らしくて、先生もおもわず ほっこりされたそうです。
★その日の学校の出来事を話す
Yさんが、お仕事から帰ってくると、笑いながらその日の出来事を
お話ししてくれるJ君
J君「オレ今日なー学校で 6回もこけてん!」
Yさん「え???なんで???」
ここからJ君のジェスチャー付きの 力説が始まります
① 急いで階段を上がってたら こけた・・
② 昼休みに 石につまずいて こけた・・
③ 鉄棒しようと思って、走って行ったら鉄棒に激突して こけた・・
④ 校庭の入ったらダメ!の所の 網に引っ掛かって こけた・・・
⑤ 体育館の壁に ぶつかって こけた・・
⑥ 掃除中 雑巾してて すべって こけた・・
と すごーーく 楽しそうに話したそうです。
1日になんで こんなにこけるんでしょう? 特に ③と⑤ は
やはり、注意欠陥(ADHD)らしいです。 登下校中も良く、溝にはまったり
歩道と車道の間の、ブロックにつまずいたりしています。
6年生の班長さんから 良く「今日も、J君 溝にはまってたでーー」
と報告されるようです。 Yさんは男の子なので多少のやんちゃは
仕方ないと思われていたそうですが、やはり注意欠陥(ADHD)の為、
事故につながるような事には神経を使われたそうです。
小学3年生 辛い事も沢山あるけど、とっても
ユニークなJ君でした。 もうすぐ3年生から4年生になるJ君ですが、
お友達関係や、勉強では まだまだ苦難の4年生です。少しずつお話を伺った順に
ご紹介していきます。
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