J君も1年生になりました。やはり、生活環境がガラッと変わりますよね
この事で、すごく不安定になりこの生活環境が変わった時期が
1番大変だったそうです。とにかく、不安定な為にすべての怒りがYさんへ
暴力、暴言、部屋の中のものを投げて、パニックになったり
壁に頭をぶつけての「自傷行為」に走っていたそうです。親として、自傷行為に
走られるのはつらいですよね。小学生になると、宿題があります。
とにかく、この宿題が大変でした。J君はLD傾向もあり、書くことが苦手
ひらがなの練習の宿題がほぼ、毎日あったので 毎日のように大暴れ!
Yさんは学校側と相談をして、カードを作ってもらいました。
① 宿題は家でやります。
② 宿題は学校でやります。
この2つのカードです。先生の方から説明をしてもらいました。
元々、宿題は家でやるものなのに・・何故②のカードがあるのでしょうか?
正直なところYさんは②のカードの意味に疑問を抱いていたそうです。
J君は宿題は家でやるもの!もし、自分だけやってないと、お友達に
何を言われるかわからない!その気持ちが強くあった様で
①のカードしか選びません!
毎回先生は、「昨日も宿題はつらかったんやね?出来ない時は学校で
先生と一緒にやってもいいんだよ」とお声掛けを続けて下さったそうです。
2年生になった頃に(勿論、担任の先生は変わります)お声掛けは同じように
して下さってたそうで、遂にJ君は「もう!宿題できひん!明日学校でやる!」
遂に②のカードを選んだそうです。この②のカードを選ぶまでに、何と1年かかりました
しかし、1年の頃、粘り強く②のカードの説明をし続けてくれた先生のおかげです。
J君に自分で何かを決めさせる。選ばせる事!これが出来たのは先生のおかげ!
感謝されたそうです。小学生になって更に大変なことが増えます。
放課後の過ごし方です。今までの保育園なら延長保育で、夕方の6時まで
見てもらえました。小学生になり、児童会も考えたそうですが、Yさんのお母様が
「見てあげる」そう言って下さったそうで、とても助かったそうです。
この見てもらってる間に、自分の時間が出来ました。
生活の中のこだわりを持っているJ君なので、J君の為にスケジュール表で
確認できるようにされたそうです。視覚支援ですね
表を見せての説明!苦手な事をスケジュールに入れ込む!(手を洗う事)など
このスケジュールが結構スムーズに上手くいったので、
ここからは、スケジュール表を増やします。
※ 朝の支度スケジュール
※ 夜寝る前のスケジュール
この様にスケジュールを決めて、表を見せて説明されてたそうです。
納得と理解をすると、約束は絶対!ルールは守るJ君なので「発達障害」のおこさんの
特性を活かしての、スケジュールです。表での説明で視覚支援も出来、お子さんが
理解しやすくされてます。Yさんはスケジュール表の他にもJ君に色々な
視覚支援をされ、シール表なども作ったり、様々な事をされています。
次に、このスケジュール表の事を、もう少し詳しく書いていきたいと思います。
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