朝鮮史上に名を残す医師、ホ・ジュンの青春時代の愛と成長を描くファンタジー時代劇
何度もドラマ化され親しまれている人物、ホ・ジュンの若かりし頃を描いた内容が新鮮。
生まれながらに呪いを受けた悲劇の女性にまつわる、幻想的かつ切ない展開が見どころ。
妾の子に生まれたホ・ジュンは、母の身分を得るために金策に奔走する日々を送っている。
ある日、呪われた森を訪れた彼は、人里から離れて暮らす女性・ヨニと出会う。
次第に心を通わせていく二人。
だがヨニには生まれながらにある呪いが掛けられていた。
エピソード
第1話
昭格署の長官、チェ・ヒョンソは王妃の懐妊を願うが、5年間懐妊できずにいた。また、王妃・シム氏は懐妊の予知夢を見た、と喜ぶが懐妊は叶わない。大妃・ユン氏は黒巫女のホンジュに王妃を懐妊させるように命じる。
第2話
地方官の父と奴婢の母の間に生まれたホ・ジュンは、金のためなら何でもした。ジュンを嫌う異母兄のホ・オクは「黒い森に入った者は死体となって戻る」といううわさ話を聞き、彼に黒い森に入るよう仕向ける。
第3話
チェ・ヒョンソの息子・プンヨンは、黒い森に軟禁されている義妹のヨニに思いを寄せている。そのヨニとたまたま知り合い、家に泊めてもらうことになったホ・ジュンは、山奥で1人暮らす彼女を慰めるが…。
第4話
父親の言いつけを守らず、結界の外に出たためにヨニの呪いが始まる。自分に起こった不可解な現象を受け止められない彼女は戸惑い、訪ねてきた父に助けてほしいと懇願。一方、王宮では世子の髪が真っ白くなっていた。
第5話
ヨニが滝つぼに落ちて死んだことで世子とプンヨンの呪いは解かれる。だが、世子は突然亡くなり、ホンジュも王宮から姿を消す。その頃、ホ・オクはホ・ジュン親子が何かをたくらんでいると怪しみ、ドンネを拷問する。
第6話
賄賂と引き換えに違法取引を見逃すことを商人に約束したホ・オクは、証文に拇印を押す。だが、ホ・オクは嫌な予感がして商人が泊まる宿を訪ね、証文を返すよう迫るが、証文はすでに依頼主に渡っていた。
第7話
ホ・ジュンは殺人鬼の「赤い道袍」だと思われ、追ってくるプンヨンの手から逃れようと山に入る。だが、誤って崖から足を滑らす。彼を転落から救ったソリは、手荷物の中に入っていた鈴のことを聞こうとする。
第8話
ソリはホ・ジュンにヨニではないかと聞かれるが、否定する。魔医禁書の復元を終えて寺を出たホ・ジュンは、寺の場所と書物に関する全てを秘密にするため、ヨグァンに忘却水を飲むよう勧められるが…。
第9話
ヨグァンの頼みで人間結界としてソリを守ることにするホ・ジュン。だが、彼女は寺の結界は無事だと主張し、ホ・ジュンに寺を出ていくようにと言い放つ。赤い道袍を捕まえたいホ・ジュンは、ソリと共に村へ向かう。
第10話
大妃・シム氏は、ホンジュの手下の武装した巫女たちを連行し、星宿庁に兵を置きホンジュを軟禁しようとする。大妃が産んだ王女のせいで病にかかったと知った宣祖は、プンヨンに王女を連れてくるように命じる。
第11話
赤い道袍に連れ去られたヨニを助け出そうと、ホ・ジュンとプンヨンはホンジュのいる星宿庁に忍び込む。チェ・ヒョンソは術により宣祖の体に乗り移って、ホンジュの計略を阻止しようとするが…。
第12話
ホンジュに胸を刺されたホ・ジュン。ヨニの呪いから自分を守ってくれていた結界が壊れてしまう。ヨニは、苦しむホ・ジュンの姿を見ていられず、思わずそばを離れようとするが、彼は「行かないでくれ」と懇願する。
第13話
ホンジュと向き合うことにしたヨニは、宮中で暮らす決心をする。大妃・シム氏は、ホンジュや宣祖の魔の手からヨニの身を守るため、あえて王女の存在を公表。赤い道袍の正体に気付いたホ・ジュンはプンヨンを訪ねる。
第14話
ホンジュは宣祖の気持ちを利用して、黒呪術で大妃・シム氏に強力な呪いの術をかける。このままでは2日と持たない大妃の命を助けるため、ヨニはホンジュを訪ねて直談判。だが、呪ったのは自分ではないと言われる。
第15話
ホ・ジュンとヨグァンは、宣祖の皮膚病の原因がホンジュの「言霊の術」であることを突き止め、ヨニを助けるために霊薬を作り、宣祖に飲ませる。ところが、チェ・ヒョンソが仕込んだ黒呪術のせいで宣祖は苦しみ…。
第16話
プンヨンによる三昧真火の術で燃えさかる小屋を見たホンジュ。不敵な笑みを浮かべていると、プンヨンはその姿を意味深に見つめる。小屋が燃え尽きると、ホンジュはプンヨンに、王女はどこに消えたのかと詰め寄る。
第17話
ホンジュは黒呪術を封じられ牢へ入れられる。宣祖は彼女に対し、王室を翻弄し国を混乱に陥れたとして火あぶりによる公開処刑を命じる。だが、ヨニを思うホ・ジュンは、宣祖にホンジュの火刑を中止するよう頼む。
第18話
ホンジュの計略にはまった宣祖は、彼女に兵を与え、逃げた王女の捕獲と処刑を命じる。ヨニとホ・ジュンは必死に逃げるが、山中でホンジュの手下の巫女と兵に発見される。ホ・ジュンはヨニを守るために戦うが…。
第19話
三昧真火の炎に包まれたヨニを見て、ホンジュは会心の笑みを浮かべる。ヨニは残る力を集めて火を消そうとするが、炎の勢いは強まる一方だった。同じ頃、王妃・パク氏の体には異変が起きていた。
第20話
刀で刺されたヨグァンを心配するスンドゥクだが薬を素直に渡せない。そんな彼女のためにホ・ジュンはヨニと共に勇気の出る薬を届ける。また、ホ・ジュンは自分の犠牲により最後のろうそくに火を灯せると知る。
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