セジュは小説とスランプ克服のため、ジノの条件を受け入れ、契約書を交わす。そして同時に、慣れない恋の駆け引きもスタートさせることに。
セジュは、ソルと仲直りすべく、破ったバッグのおわびにブランド品をプレゼントしたり、キョヌを連れていったりと手を尽くすが、ソルの態度はそっけない。
その夜、ソルを訪ねたセジュは一緒に居酒屋へ。ソルが射撃をやめた理由が、前世で誰かを撃つ記憶のせいだと知ったセジュとジノは衝撃を受ける
テミンの母 ホン・ソヒにより、100億プロジェクトの投資家会議が開かれることになって慌てるジソク。
すでにプロジェクトから手を引く決断をしていたセジュは、“事実を話して責任を取れ”とジソクを冷たくあしらう。
実はセジュが「シカゴ・タイプライター」の連載を中断したのは、前世の記憶を持つソルのためだった。
小説は書き続けるが、彼女を苦しめないよう世間には公表しないと言うセジュに、ジノはある提案をする
1930年代のジノはシン・ユルとして“カルペ・ディエム”を経営する傍ら、朝青(チョチョン)盟のメンバーとして独立運動を展開していた。
そしてソルの前世 リュ・スヒョンを狙撃手にしたのは、セジュの前世であり朝青盟を陰で動かすリーダー ソ・フィヨンだった。
すでにスヒョンに密かな恋心を持っていたフィヨンだったが、スヒョンを守るために自分の気持ちを押し殺し、
また自分が朝青盟のリーダーであることは隠し通すようユルに命じる
自分が持っていた前世の記憶が、セジュの前世と重なっていることに驚き喜ぶソル。
記憶の中でユルの顔を見ていたソルは、ジノの前で彼の話をしてジノを喜ばせる。
一方 セジュの小説「シカゴ・タイプライター」を目にしたソルの母 イム・ソユンは星宿庁を訪れ、自分にも前世の記憶があるとソルに告げる。
前世の悪縁を繰り返さないためにソルを手放したと説明するソユンだったが、前世で母娘がどのような関係にあったかは言えず…
自分の死に2人の人間が関わっているというジノ。1人はテミンの前世 ホ・ヨンミンで、もう1人はソルの母の前世 マダム ソフィアだった。
テミンが前世で日本側の密偵だったことを知り、驚きつつも納得するセジュ。
テミンを警戒するジノだったが、「因縁」の草稿を手放したセジュは“過去のしがらみから逃れたい”と頓着しない。
その頃 ソルは、セジュの前世であるフィヨンに自分が銃を向けるという悪夢にうなされていて…
前世の名前を呼ぶとその人に自分の姿が見えるようになると気づいたジノは、ソルにも試してみようと星宿庁を訪れる。
そこで再びバンジンに遭遇したジノは、彼の存在をバンジンの母 ワン・バンウルに勘づかれてしまう。
“幽霊が生きている人間の心を惑わしてはならない”というバンウルの言葉に傷つくジノ。
一方 バイクにひかれそうになったセジュは病院に救急搬送される。
彼が危険な目に遭うのは自分のせいだとソルは自責の念に駆られるが…
前世の名前を呼びかけられたことでジノの姿が見えるようになったソル。
スヒョンがフィヨンを裏切ったのではないかというソルの問いかけに対し、ジノは“そんなはずはない”と告げる。
実はスヒョンがフィヨンに銃を向けたのは、彼が朝青盟のリーダーであることや幼いスヒョンを助けた覆面であることを黙っていたからだった。
一方 先輩作家の葬儀から帰宅したセジュは、いつの間にかソルとジノの会話が成り立っていることに驚き…
消滅する日が近いことを知ったジノは、バンジンに自分が幽霊であると告げる。
一方 セジュはソルと見た前世での出来事から、ユルが朝青盟の裏切り者なのではないかと懸念していた。
そのことをジノに告げたセジュは、ユルたちがヨンミンの罠にハマったフリをしただけだと知り安堵する。
その後 ひき逃げ未遂事故の標的がソルと知ったセジュは、彼女を自宅に留め置くことに。
図らずもソルは人間の男と幽霊との奇妙な同居生活をスタートさせる
ジノがソン記者に「因縁」の草稿のコピーを送ったことで、デビュー作で盗作したことが世間に知られてしまったテミン。
セジュの裏切りだと思い込んだテミンは、ソルをバイクで襲ったチョ・サンミを使ってセジュに復讐することを決意する。
「因縁」の報道をきっかけに仲たがいしてしまうセジュとジノだったが、小説と3人の記憶を完成させるためソルが仲裁をすることに。
しかしセジュもジノも、相手に謝ってもらうと言って聞かず…
テミンの復讐のためサンミの家に監禁されてしまったソル。テミンはセジュを廃墟の屋上へ呼び出し脅迫するが、セジュに真相を見破られたため自殺を図るフリをする。
そんなテミンを止めようとして、逆に突き飛ばされてしまったセジュ。
死の危機にひんした彼はその拍子に、朝青盟最後の作戦の夜のことを思い出す。
ヨンミンの招待で軍資金を集めるパーティーに出席するフィヨンとユル。パーティーのさなか会場近くで何かが爆発する音がして…
ジノが憑依に成功したことにより一命を取りとめるセジュ。警察によって無事 救出されたソルの姿を見たセジュは、今回は間に合ったと安堵し意識を失う。
実はフィヨンは朝青盟最後の作戦で、ヨンミンにより身柄を拘束されたスヒョンを助け出せないまま自決してしまったのだった。
一方 朝青盟の頭領を名乗って拘束されたユルは、取調室でヨンミンがスヒョンに銃を向けるのを見て思わずフィヨンの名前を口にしてしまう
ユルにより釈放されたスヒョンは、フィヨンの自決を知りヨンミンとマダム ソフィアに復讐を行う。
そんなスヒョンの動きを知ったユルはフィヨンの遺品を持ちカルペ・ディエムへ向かう。
ソルが射撃をやめるきっかけとなった前世の記憶は、スヒョンがユルに制裁を加えるシーンだったのだ。
思わぬ事実が発覚してショックを受けたジノは気を失い、セジュとソルはバンウルから彼の消滅が近いことを知らされる
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