13. 生き残るために
大妃がオクチョンに不妊の薬を飲ませようとしたことを知って、衝撃を受ける粛宗。王宮で生き残るためにはなんとしても世継ぎを生まなければならない。
大妃は王妃をオクチョンより先に懐妊させようと占い師を呼ぶが、なんと王妃は石女だった。
一方、ミン・ユジュンは清からやってきた謎の大富豪チンと密会していた
14. 大妃の策略
母が大妃や王妃に愚弄されたのを見て、怒りを露わにするオクチョン。
一方、清の商人、チンはミン・ユジュンと取引する代わり、粛宗に謁見させるよう詰め寄っていた。
チンに自分の商売を横取りされたチャン・ヒョンは悔しさを隠せない。
大妃は粛宗と王妃を二人だけにするため陵幸の計画を立てる。そんな中オクチョンの体に異変が…。
15. 王妃の座
大妃の策略によって、流産してしまったオクチョン。粛宗はオクチョンが息子を産んだも同然と、彼女に禧嬪(ヒビン)の位を与える。
だが、もし世継ぎを生んでも、王妃の子として育てられると知ったオクチョンは一つしかない王妃の座への欲望を燃やし始める。
そんなある日、王妃が粛宗のために用意した夜食を食べたオクチョンが倒れてしまう
16. 事件の真相
夜食に入っていた毒のせいでオクチョンは昏睡状態に陥る。王妃が疑われるのを恐れた大妃は自分が毒を盛ったと嘘をつき、そのまま粛宗に看取られてこの世を去る。
この事件がオクチョンと粛宗の間にわずかな隙間を生じさせる。
オクチョンを疑うミン・ユジュンはこの機に彼女を王宮から追い出そうと、禧嬪は不義の子だと言い出すが
17. 世継ぎ誕生
大臣らの前で懐妊の事実を明かしたオクチョン。オクチョンと粛宗は以前の仲睦まじい姿を取り戻す。
そんな二人をチンが物陰から見つめていた…。そこにはもう一人、チェ・ムスリの姿があった。こうしてオクチョンは男児を生む。
粛宗は我が子ユンを世子にするため、オクチョンを側室ではなく王妃の地位に就けようと考えていた
18. 換局
粛宗が倒れたことで王宮は大騒ぎとなる。ミン・ユジュンはこの機にまたもオクチョンを亡き者にしようとするが、チンの助けで事なきを得る。
チンはカン氏夫人の息子チスだった。チスはオクチョンに一緒に逃げることを促すが彼女は聞き入れない。
その間にミン・ユジュンは東平君に接近、彼を立てて粛宗から王座を奪おうと画策していた
19. 最高の服
ユンを世子にするため、粛宗は王妃を廃してオクチョンを王妃の座に就けることを決める。
粛宗が幼い日に約束した「最高の服」をオクチョンはついに自分のものにした。
だがその一方で、誰かが王の心を奪うような気がして、オクチョンは不安に苛まれていく。
その頃、王宮を追われた廃妃は必ずまた王妃として返り咲くと胸に誓っていた
20. 募る不安
粛宗の政治資金を援助することになったチスが王宮にやってくる。毒入り夜食事件の真相を知るチスにオクチョンは不安でたまらない。
粛宗まで知っているのではと疑心暗鬼になったオクチョンはチスに刺客を送る。
オクチョンの気持を知ったチスは西人派に資金援助するため廃妃に近づく。チスは王と王妃の仲を裂こうと画策するが…
21. 西人派の策略
チェ・ムスリが寵愛を受けたと聞いたオクチョンは激怒する。粛宗は西人派が送り込んだと知りつつ、チェを寵愛する振りをしていた。
一方、チャン・ヒョンは自分を国舅にするよう粛宗に直訴する。
だが、彼の悪事を知る粛宗は逆にチャンを投獄してしまう。
その頃、市中では廃妃とオクチョンをモデルにした小説が出回っていた
22. 廃妃復位運動
惠民署で民に罵倒されたオクチョンはすっかり気落ちしていた。粛宗もまた衝撃を受ける。
一方、チャン・ヒョンは粛宗を脅してついに国舅の位に上るが、娘の墓前で信じていた部下に命を奪われる。
部下はチスに買収されていた。次に西人派はオクチョン兄のチャン・ヒジェを陥れる。
ついに粛宗は西人派に折れ、廃妃を復位させる
23. 王妃崩御
仁顕(イニョン)王妃が復位するが、オクチョンは禧嬪として王宮に留まることを許される。ところがほどなく、仁顕王妃は病の床に就いてしまう。
さらに世子ユンまで痘瘡にかかって死線をさまようことに。ユンの身を案じたオクチョンは母の勧めで王室では禁止されている祈祷をする。
世子は回復するが、仁顕王妃は粛宗に看取られ、寂しくこの世を去っていく
24. 愛を守るために
オクチョンが王宮で祈祷したのを盗み見た淑媛崔氏(スグォンチェシ)は、仁顕王妃に呪いをかけたとしてオクチョンを告発する。
大臣たちはオクチョンを賜死させろと粛宗に詰め寄る。さらに、捕えられた女官が拷問に耐え兼ね、仁顕王妃を呪ったと嘘をついてしまう。
苦悩する粛宗。とうとう粛宗はしっかりと握っていたオクチョンの手を離さなければならなくなる
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