発達障害の高校3年生 遂に履歴書作成に!LD(学習障害)なので厳しいです!パート2

自閉症の息子と母の奮闘記 高校編
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この記事を初めて読んで下さる方へ

就職の為、履歴書作成に苦戦しているJ君。

前回の記事で書いた、Yさんのふざけたリスト

練習用の履歴書ファイルの中にも入れています。

ファイルの中にあったふざけたリストを見つけたJ君は?

 

高校生J君
高校生J君

もうー。これもし、明日先生に見つけられたらヤバイから~~

顧問は多分笑うだけやけど、副顧問は生活面に関して

うるさいから~~(笑)

Yさん
Yさん

あら?副顧問の方が生活面には厳しいんや~。良い事聞いたわ

高校生J君
高校生J君

ちょっと!息子を売る気か?(笑) もし、このリスト

見たら、「J、明日から30分早く登校して歯磨きしよか?」とか

言ってきそーーやん!

Yさん
Yさん

それは、良いアイディアやな~~

Yさん
Yさん

ちょっと、ふざけながら暫くの間は、履歴書作成に

ストレスのかからない様にやって行く感じですね~

 

J君の履歴書作成の中で、苦戦した事は2点

① 趣味・特技

② 資格

この二つに大きく苦戦中です。

ゆっくりと時間をかけて、履歴書の作成(練習)をしてるJ君

左側の名前・住所・学歴は何とか、慣れてきた感じです。

きっと、高校生ならこんなに練習しなくても

1、2回で書けるんでしょうね・・

しかし、小学生の頃から書く事に関しては

他の子の3倍は努力しても、半分ぐらいの成果しかないJ君です

 

専門医
専門医

書く事に関しては、頑張らせ続けるのでは無く

この子の努力を認めてあげてください。

他の子と比べないでくださいね。

 

専門医の先生に言われた通り、Yさんは何日かかっても

何枚書いても、J君らしくマイペースで進めて行けるように

そんな気持ちで付き合っていたそうです。

小、中、高の12年間 J君の書く事の大変さと苦労を

見てきたYさんならではの、見守り術なのかも知れません。

左側を書き込むのに慣れてきたので、次は右側です。

資格・趣味・特技・志望動機

資格に書く事は?

「全国商業高等学校協会主催、ビジネス文書実務検定3級」

とに角長くて、漢字だらけ・・・

J君は、資格の欄にすべての文字を収める事が出来ません。

顧問の書いてくれた見本を見て

高校生J君
高校生J君

こんなに小さく、漢字ばっかり・・・オレには無理や・・

Yさん
Yさん

まずは、書いてみよ?どのぐらいのバランスで書けるか見よう!な?

高校生J君
高校生J君

書けへん・・・

Yさん
Yさん

書けなくてもいいから、はみ出してもいいから、

1回だけでいいから、書いてみて?

 

J君は、書けるわけがないと思っているので、中々書こうとしません。

ここで、ホワイトボードとカレンダーの裏を使ってみる事に!

★まずは、この長い漢字
全国商業高等学校協会主催、ビジネス文書実務検定3級

★大きくても間違えず、バランスよく書けるように練習する!
書けるようになったら、実際の大きさで練習する。

練習用の履歴書は、最初にもらった10枚と

その後、日々2、3枚もらって帰って来ていますが、この

計15枚ぐらいでは、完成出来ない事は、YさんもJ君も分かっています。

違う用紙に、同じ大きさの枠と行を作り、それで練習!

書けるようになったら、練習用の履歴書に記入します。

 

Yさん
Yさん

履歴書の「資格」の部分だけにこんなに時間のかかる子は

世の中に一体、どのぐらいいるんでしょうか?

私たち親子にとっては、普通の事なんですけどね・・・

 

 

最も苦手とする「小さくて沢山の漢字を書く」

枠内に収めて書く!

LD(学習障害)のある子にとって、厳しい試練です。

履歴書作成は、まだまだ終わりません。

完成するまでもう少し時間がかかりますので、

この続きは次回の記事でご紹介していきます。

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