初めてのキャンプ番外編

初めてのキャンプ番外編
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キャンプ前のJ君は、ハイテンションで キャンプを楽しみにしています。

色々ありましたが、結果 うまくいき あとはキャンプを待つだけ。

J君がキャンプへ行く前に、Yさんに宿題を出します。

J君「お母さん!オレがキャンプへ行ってる間、寂しいやろ?

だから 宿題出すね!オレが帰ってくるまでに、”ポケモン言えるかな?”

の歌を覚えてー!」

※ ポケモン言えるかな? は ひたすらポケモンの名前が続く歌で・・

子供たちの中では人気です J君も勿論覚えて 良く歌ってましたが・・

さすがに・・Yさんは・・・

Yさん「 そんなん、絶対無理やわ~~お母さんはポケモン見てないし~

わからんわ~~~」

J君「じゃ~~キャンプの間の1泊2日では難しそうやから~

今日から覚えてもいいでーーー!」

★ キャンプは 6/3 6/4 今日は・・6/1)

そしてJ君は 歌詞(ポケモンの名前)を紙に書き始めました。

渡されたのは、全部「ひらがな」・・・・

Yさん「ポケモンって カタカナじゃなかった?」

※ J君は カタカナを書くことが苦手なので、あまり書きたがりません。

知ってたけど、あえて言ってみたそうです(笑) ※

J君「しょーがないなーーー! じゃぁ 全部 カタカナで書いたるわ!」

そう言って 歌いながら 壁に張っている「カタカナ表」を見て

イライラする事も無く、書き続けてくれたそうです。

☆ お母さんへの宿題

☆ 大好きなポケモン

この2つの効果で、宿題の時の様に イライラする事も無く、集中できています。

これも、Yさん流の「楽しく 書ける勉強法」ですね

こんな訳で、Yさんは6/1~6/4 までの 4日間

必死で 「ポケモン言えるかな?」の暗記が始まりました。

仕事中も・・トイレの中でも・・布団の中でも・・出勤・退勤中も・・

とにかく 時間の許す限り、ブツブツと唱える日々・・(笑)

そして、遂に J君が キャンプから帰ってきます。

その夜に すぐに テスト!!!

さすがに、全部覚えれなかった Yさんですが、覚えれなかった フレーズを飛ばして

覚えている所だけ つなげて 歌ったら・・・

J君「えらい 飛ばしてるなーーー! まぁ・・努力は認めよう!」

まぁ・・なんとか テストには合格できたそうです。(笑)

なんとも 可愛い親子のやりとりに ほっこりしました。

後日談になりますが、J君が キャンプの班分けで

ルールを無視して こだわった事について Yさんは聞いてみたそうです。

  •  ルールがわからなかった?
  •  わかってたけど M君 R君 と同じになるのが 嫌だった?

Yさんが J君に 聞いてみると、J君は「 どっちだと思う? 」

Yさんは 後者かな? と答えると J君は 「正解!」

と、笑っていたそうです。 理解力が無かった訳では無いんだと

ほっとした Yさんでした。

発達障害のJ君は 支援学級に在籍してると言うだけで、

理解力が劣るような 事を言われることが 多々ありますが、

成長と共に、ちゃんと理解し学んでいるんです。

確かに、成長は少し遅いかもしれませんが、確実に進んでいます。

これから先も J君を見守ってあげたいと思います。

 



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