5年生になり、担任の先生が変わります。それまでは、女性の先生だったのですが、
ベテランの男の先生にかわりました。宿題も少し変わってきました。
4年生までは「クラスの漢字」(テストや宿題など)は「なぞり式」だったり、
皆が、「2回筒ノートに写す」ならJ君は「1回だけ写す」と言うように
皆とは、少し違っていました。
しかし、5年生になると支援学級の先生が、出来ない所は支援学級で!
クラスでする時は、今までの様にすべてなぞり式になるかどうかは、解らない事
これには理由があります。
※ 中学生になると、支援も小学生の様にはいかない為、出来ても出来なくても
皆と同じ事をしなければならなくなる為、5、6年で 少しずつ慣らしていくためです。
しかし、支援学級の先生は、J君が頑張り屋なのを良く知っているため、書くことの
負担を減らしてあげたいと考えてくださり、クラスの宿題として出される
「漢字の学習」について J君に尋ねられたそうです。
先生「書き順のなぞりと、練習の所は「×」にして 文と言葉の所だけにしない?」
J君「いや!できる!全部する! だって5年やから!」
と・・予想通りの返事・・・
先生「なんで こんなに画数多いねん!!とか~ こんなん無理やし!とかって
家で イライラして暴れたりするやろ?」
J君「オレが暴れるのはなーー ここじゃなくて、「文」 の所やで」
と、とても素直に 家で暴れてしまう事を認めたそうです。(笑)
先生「文の所が しんどいなら 文の所は支援学級でやるので あけておく!例文の文を
少しだけ変えて 写す!」
※ 例文→ おいしい料理に舌づつみを打つ
↓
おいしい おかしに 舌づつみを打つ
こんな感じで、一部分だけ変える方法もあるよー
J君「うーん それはちょっと・・ずるっぽいしな・・」
先生「じゃぁ~ 自分でひらめいた時だけ 書いて、解らない時は
家で暴れないで、次の日に支援学級でやるってことにしない?」
J君「クラスの担任の先生が、それでいいってゆったら そうする。」
家で暴れないようにとの、支援学級の先生のお気遣いです。
まだ、支援学級では 3年生の漢字をやってるので、皆と同じ5年生の
漢字を宿題でするのは、本当に大変です。
しかし、J君は 支援学級の先生に ひと言!
「オレ、5年やし!高学年やし!先生(クラス担任)男やし!」
担任の先生が、男だから 頑張るって・・・なんだか 恐ろしいって
Yさんは思われたそうです。
クラス担任が、変わったので環境が少し変化したJ君ですが
やはり、男の先生と言う事で、色々思うところがあるのでしょうか?
もしかしたら、男同士の意地?みたいなものがあるのかもしれませんねー
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