苦しい現実と親子の思い

苦しい現実と親子の思い
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小学5年生のJ君 とうとう塾へ行き出し、週に1回ずつ通っています。

毎週、水曜日の塾の日 塾では集中して勉強して帰ってきます。

家から帰ってくると、すでに集中が切れ、学校の宿題の時には、大爆発します。

イライラして、大爆発になる事はJ君自身も良くわかっていて、

J君「 どうせ、明日 ひかり(支援学級)で先生に怒られるんやろな!!

あ~~あ 嫌やわ~~~~~~~これからずっと、水曜はこうなるんや!

絶対そうや~~~~。もう 小学校なんか 最低や! つぶれたらいいねん!」

などと・・ブツブツ言いだします。

★ 塾に行きたい気持ち ★ 塾に行ったら家で暴れてしまう自分・・

毎回、こんな風になっていき困ったYさんは J君と とことこん話し合う決意をします。

問題の日! Yさんは、今日は親子ではなく「人と人」として話し合う!

Yさんも親ではなく、ただの「人」として・・

YさんとJ君は お互いの言い分を激しく言い合う事に・・

その時、Yさんの頭の中で、「私は本当に息子の為にどうするべきなのか? 息子は

今後どうなっていくのか?」こんな風に思い悩むうちに 突然 涙がポロポロと

あふれ出したそうです。それを見たJ君は びっくりして 暴言吐きまくりをやめ、

心配そうな顔で Yさんに抱き着いてきて、泣いてるYさんを見て

J君も大泣きに・・

Yさん自身は、不覚にも泣いてしまったと言うお気持ちだった為、早く平常心に

戻らないと!と言う思いで居ましたが、中々 涙も止まりません。

J君は、そのYさんの溢れる涙を、両手で必死で ぬぐいながら

「泣かんといて! 泣かんといて!」そう言いながら、大泣きするJ君を見て

とても胸が痛んだそうです。

本当は、いつも頑張り屋のJ君 でも、自分ではどうしようもない事もある

抑えれない感情・・そんなJ君の事は 一番良くわかってるはずなのに・・

つい・・・泣いてしまった・・

暫くして、2人とも落ち着きを取り戻し、

J君「オレ、ちゃんとするから もう いじわる(暴言)も言わん。がんばるから」

Yさん「Jちゃんは いつも頑張ってるよ。 本当はお母さんもわかってるよ。

でも、お母さんも毎日 毎日 仏の心ではいてあげられへんねん。Jちゃんも どんどん大きくなるしね。」

J君「うん・・わかってる・・これからは、塾に宿題を持って行って、塾でやってくる。

出来ない時は、家でやるけど 別々でやろ?」

Yさん「別々でやるって、どーゆーこと?」

J君「部屋! オレが宿題してる時は、お母さんは台所におって!終わったら呼ぶから

宿題は1人でやることにする!」

J君ももう 5年生です。本当は、自分の事もお母さんの気持ちも

よーーーく わかってるんです。

勉強のイライラや、少し反抗期にも入り、気持ちのコントロールが難しく

暴言も増えてはいるけど それでも「本当はなんとかしたい!」

YさんはJ君が、そう思っていることを 感じることが出来たそうです。

少しずつ距離を置くことも必要!

高学年→中学生 に向けて 親の私も変化しないといけない!

そんな風に話されたYさんでした。

小学5年生は少し反抗期にも入り、お薬の影響もあってか すんなりとは行かないんです。

J君は本当に優しいお子さんなので、分かってる事が出来ない・・又イライラ・・

この繰り返しとなります。Yさんが泣く日々も沢山ありますが、たくましく

親子で乗り切っていく姿に、感動いたしました。

 


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