あらすじ
郊外の一軒家に住む一組の夫婦、ある夜現れた不審な訪問者によって穏やかな生活が一転する。
翌日も次々と現れる謎の訪問者たち、そんな招かれざる客たちを拒む素振りを見せず次々と招き入れる夫の行動に妻は不安と恐怖を募らせる。
訪問者の行動は次第にエスカレートし、常軌を逸した事件が相次ぐ中、彼女は妊娠し母親になるが、そこで想像もつかない出来事が待ち受ける。
すべては現実なのか?それとも彼女の妄想なのか・・・!?
この映画、ジャンルはホラーだったので見てみたんですが、全くホラーではありませんでした。
見たけど、あまりにもわからな過ぎて、ぐぐったりして・・・
やっとわかったのが、宗教色の強い映画だと言う事、一般向けではないという事
なんだ~~それとか 思いながらも どんどん ぐぐりました
”聖書”に準えた登場人物たち
まず初めに、この映画を観た人達の一番の疑問は、あまりにも理解不能なキャラクター達はいったい何を表していたのかという事。
冒頭は、一見『シャイニング』のパクリかの様に見えた彼らは、実はその全てが聖書に登場する人物たちの寓喩で、それぞれを、
ジェニファー・ローレンス演じる主人公(母)=地球(大地)
ハビエル・バルデム演じる夫=創造主
(創世記の初めに7日間で世界を創造した神、ヤハウェ)
エド・ハリス演じる訪問者の男=アダム
(6日目に創造主が土から創り出した初めての男)
ミシェル・ファイファー演じる訪問者の妻=イヴ
(アダムの肋骨から作られた初めての女)
二人の息子の兄=カイン
(創世記に登場するアダム達の息子、人類最初の殺人者)
二人の息子の弟=アベル
(創世記に登場するアダム達の息子、人類最初の被害者)
ジェニファー・ローレンスが産み落とす赤子=イエス=キリスト(救世主)
家に押し寄せる群衆=人類(キリスト教信者)
郊外の家=世界(エデンの園)
の象徴として描いています。
夫が大事に書斎に飾るクリスタルは、命の樹。
シンクを壊した訪問者達を追い出す描写には、ノアの箱舟(大洪水)。
ラスト、妻が家を破壊された怒りに、地下のオイルタンクに火を点けるシーンはヨハネの黙示録に於けるハルマゲドンのそれぞれメタファー。
こんな答えにたどり着いたのですが。。ん・・・どうなんだろ お勧めではありません!
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