念願のDS!と特技のパズル(発達障害のお子さんの特徴)

念願のDS!と特技のパズル(自閉症のお子さんの特徴)
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この記事を初めて読んで下さる方へ

3年生の冬には、念願のDSを手に入れたJ君。

Yさんは、DSは目が悪くなるとか中々やめれない と言う周りのママ達の

声を聞いて、少し心配されていました。しかし、良く見てみると、画面に出てる

コメントをちゃんと読まないと、進まなかったりする為 J君にとっては

「読む勉強」「考える勉強」になるのでは?

と思いDSで遊ぶことを許したそうです。

しかし、やはり心配はあるので、ここで「約束」をします。

※ 約束 ※

  •  平日は、1日1時間 (宿題が終わってから)
  •  休日は 2時間 (2回に分けて 1回 1時間)

こんな約束をJ君としました。

平日は、1日1時間の約束の為、 約束の1時間が近づいてくると

イライラし始めるJ君・・・YさんはJ君のイライラを察知し、聞いてみることに

 

J君

キリの良い所でセーブしたいのに、あと3分で

約束の1時間になってしまう・・

中途半端な所でのセーブになってしまうから・・

イライラするねん!

Yさん

キリの良い所まで、やったらいいやん

J君

だって!1時間が約束やから!

Yさん

そうやけど・・きっちり時間を計らなくても

だいたい1時間って思ってキリの良い所までやって、

セーブしたら気持ちよく終われるんちゃうん?

 

J君

でも!1時間は、1時間やから!

あかんの!

そう言ってきっちり1時間になると、

どんなに中途半端でもイライラしながらセーブしてたそうです。

ここでも J君らしい「約束は絶対」 なんですね!

これも、発達障害のお子さんの特徴なんだそうです。

もう一つ、発達障害お子さんの特徴をお聞きしました。

J君は4歳ごろから小学校2,3年まで特にはまっていたことの1つに

ジグソーパズルがあったそうです。

16ピース、24ピース、32ピース54ピース、75ピース

とどんどん増えていったそうです。

しかし、このパズルにも独特のルールがあったそうです。

パズルって、4スミを枠から作っていく人が多いと思うのですが、

J君は パズルの形と組み合わせて出来る「トラック」「ウルトラマン」「ケーキ」

などを 完成させてから、台紙にはめ込んでいくそうです。形を図として

覚えていくので、毎回 同じピースから作り、枠は1番最後です。

見ていて、とっても不思議な順番で、完成させていくそうです。

このパズルで、特にYさんが驚かれたことは、3つの異なるパズルを

同時に出して、台紙を3つ並べ、混ぜた3種類のピースの中から、

※ いつものピースの順番で

※ 1種類ずつではなく、3種類同時に順番

上記の様な事を、ものすごい集中力で完成させる事です。

これはもう、こだわりと言うより「特技」ですよね。

そして、覚えてしまうと、とにかく早い!完全に習得してしまうと

J君が75ピース、Yさんが54ピースで真剣勝負しても

毎回、負けてしまうほどだそうです。

(この時Yさんは本当に真剣勝負したそうです)(笑)

真剣勝負しているYさんとJ君の姿を少し想像して、ほほえましく思いました。

この様に、すごい集中力を発揮するのも、発達障害のお子さんの1つの特徴だそうです。

これで、J君の小学3年生のエピソードは終わりです。

次のアップからは4年生になったJ君ですが、

Yさん

3年生、4年生が一番苦しかった時期だった~

子供には「10歳の壁」があるそうです。

サナギが蝶に変わるように大きな変化があり、

親の言葉に反抗し始める時期でもあるようです。

子供から大人へと変わる時期で身体的にも、精神的にも大きく変化があるそうです。

子供の年齢の数え方で 9歳までは「ここのつ」10歳からは「とお」と言いますが、

この「つ」のつく間の年齢は「つの付くうちはは神の子」と言う言葉があるように

子育ての仕方が、変わるという意味だそうです。

※ 幼稚園児〜小学生を対象とした学習塾「花まる学習会」の代表であり

「伸び続ける子が育つお母さんの習慣」、「本当に頭がいい子の育て方」など多くの著書を持つ高濱正伸さん。※ から引用させて頂きました。

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