朝鮮建国の立役者チョン・ドジョンの激烈な生涯を、緻密な時代考証によって描き出す
14世紀後半の高麗では社会が荒廃し、民は困窮していた。
儒学者のチョン・ドジョンは、腐敗した宮廷を正そうとするが、宰相のイ・イニムの不興を買って流罪に処されてしまう。
やがて、ドジョンは高麗王朝を倒して、新たな国を造ろうと決心する。
エピソード
- 恭愍王末期、亡き魯国姫の霊堂の建設と恭愍王の心の病により、高麗は落ちぶれるばかりだった。そんな中、下級官職のチョン・ドジョンは恭愍王に現状を訴える上書を書くが、陰の権力者イ・イニムに阻まれてしまう。59 分
- 上書を書いたチョン・ドジョンは罪を問われ、牢屋に入れられる。一方、世継ぎを心配する皇太后は、定妃に恭愍王の夜のお供をするようにと指示を出す。しかし、恭愍王は、モニノを世子にしたくて…。58 分
- 恭愍王が殺害され、イ・イニムと権門勢家はにわかに勢力を勃興。また、イニムは先王の遺言を悪用して、モニノを次期王にすべきだと皇太后に迫る。しかしチョン・ドジョンは、イニムの主張は間違いだと言い放つ。53 分
- 明の使臣が帰路の途中、護送官のキム・ウィに殺害されるという事件が勃発。イニムは明との関係は修復不可能だと、北元との和議を提案する。しかし、チョン・ドジョンたちは北元との和議を必死で防ごうとする。47 分
- チョン・ドジョンは北元との和議を止めようとするが、チェ・ヨンの反対に遭う。そして、北元の使臣を迎える迎接使になることも固辞。大臣たちは、王命に背いたドジョンを死刑にすべきだと皇太后に訴え出た。53 分
- 流刑地に来たチョン・ドジョンは、貧しさに苦しむ民の暮らしに遭遇する。一方、キム・ウィの部下イ・ガがアン・サギの自宅に入るのを目撃した新進士大夫たちは、使臣の殺害事件の黒幕はイ・イニムだと確認し…。48 分
- キム・ウィの部下のイ・ガがアン・サギの家から出てきたという話を聞いた皇太后とチェ・ヨンは、アン・サギを詰問。また、居平部曲で流罪中のチョン・ドジョンは、徐々にファンの家族と打ち解けていき…。50 分
- イ・イニムは上書を書いたイ・チョムとパク・サンチュンに罰を与えろ、と皇太后に訴える。そしてチョン・モンジュら新進士大夫との真っ向勝負を繰り広げていく。一方、チョン・ドジョンは流刑地を逃げ出し…。52 分
- 巫覡の後継者になると決めた娘をチョン・ドジョンは止めようとするが、助けることはできなかった。また開京では、イ・イニムが権力を振りかざし、新進士大夫への攻撃を開始。そんな折、倭寇が居平部曲に迫り…。52 分
- 倭寇の襲来でチョン・ドジョンとヤンジが生き別れになってから6年。皇太后とキョン・ボクフンは亡くなり、高麗はイ・イニムが独占していた。また、チョン・モンジュはチョン・ドジョンの赦免を奏上するが…。50 分
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