ジョニー・デップ主演!切り裂きジャック事件を題材にしたバイオレンス・スリラー
デトロイト生まれの黒人兄弟アレン&アルバート・ヒューズ監督が、UKコミック作家アラン・ムーアの同名作品を原作に、19世紀イギリスの連続殺人鬼、切り裂きジャックの映像化に挑む。ヴィクトリア朝末期ロンドンで台頭する新しい科学と古い伝統の相克、そこから生じたオカルティズムの流行など、史実に基づく時代描写のもと、アヘン中毒の警部(ジョニー・デップ)が娼婦メアリ(ヘザー・グラハム)の協力を得て事件を追う。
あらすじ
1888年、ロンドン。赤毛の美女メアリ・ケリーと仲間の5人の娼婦たちはここホワイトチャペルで身を売ってなんとか生きていた。
しかしある夜、仲間のひとりが何者かに襲われ喉をかき切られて殺されてしまう。
さらに立て続けにもうひとりの犠牲者が出る。それは世に怖れられた切り裂きジャックのゲームの始まりだった。
事件の捜査に当たったのはアバーライン警部。2年前に妻子を亡くして以来心を閉ざし、アヘンの幻覚に救いを求めて生きていた。
だが、そんな彼もメアリの美しさに次第に心惹かれていくのだった。しかし、肝心の捜査は思わぬ妨害もあり遅々として進まない……。
「フロム・ヘル」─ヒューズ兄弟版「切り裂きジャック」は映像がカッチョイイ!
暗い路地を足早に歩く女性、恐怖に怯えた瞳、飛び散る鮮血、横たわる死体、何者かの影……。
切り裂きジャックの犯行を無気味な映像コラージュで表現し、次の展開に期待させる。
リアルかつ繊細なドラマ構築センスを持つヒューズ兄弟をデビュー時から注目していたが、こんなにオーセンティックなビジュアル・センスをも持ってるなんて。
目からウロコが落ちました。
う~ん、凝ったセットと映像が実にカッチョイイ!
昼夜では異なる顔を持つロンドン下町や娼婦が暖を取るパブ、ジョニー・デップ演じる超能力警視が現実逃避するアヘン窟、横たわる死体や冷え冷えとしたモルグなどなど。
ライティングや使用カメラを微妙に変えて作り出した、ニュアンスのある背景がもうひとつのキャラクターとなっているのだ。
このスタイリッシュな映像を見るだけでも十分に満足できる。
で、肝心のドラマ部分はやや弱い。切り裂きジャック事件が長年、研究されつくしたテーマだけに新鮮味に欠けるのは仕方がないか。
とはいえ、英国王子が娼婦好きだった事実や事件の背後にフリーメイソンを配置したり、裸体のエレファント・マンが登場したり。
随所にジャック・フェチらしい小技を盛り込み、猟奇マニアも楽しめるテイストに仕上がっている。(山縣みどり)引用
☆
ジョニー・デップが かっこいい! 何故今これをもう一度みたのかは。。オリエント急行を見て
ジョニー・デップを見ちゃったからです 単純な理由です
そして 二度目にみてもジョニーはかっこいいw
ストーリー的には 何か切り裂きジャックってゆーのとは 別の世界のような感じですね
フリーメイソンなども絡んできて 少し方向性としては 違うなーと感じるものありました
王道の切り裂きジャックがどんなものかは わからないけど 自分の中にあるイメージとは
少しずれてしまった気がしてます
でも ジョニーのだから いいか!
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